犯された時は好きじゃなかったのに…彼女持ちの彼に叶わない恋を (ページ 2)

でも、隼人があまりに優しくするから…

「俺に何でも話せよ。話聞くぐらいしか出来ねぇけど。またおいで。」

その日から、私は隼人が忘れられなくなった。

バイバイしたばかりなのにもう会いたい。

寂しい。

それから勇気を出して、また隼人の家で呑みたいなって、連絡してみたのだ。

そしたら難なくOK。

今日、私は抱いてもらう気満々で来ている。

暫く歩いて隼人の家に着いた。

カーペットが轢かれた床に座って、お酒を飲む。

「葵はお酒強いもんな(笑)この前で学んだから強いの買い足しといた。」

そう言うと隼人は色んな瓶をテーブルに置く。

「アルコール度数35!?…ヤバいね、すぐ酔っちゃうかも。」

早く酔いたくて、強いお酒に口をつけた。

「…葵、今日ペース早くない?」

「うん…あのね。」

それから、今日会うまで溜め込んできた辛かった事、苦しかった事、全部を隼人に話した。

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