図書館で見かけるあの人が、元カレと鉢合わせそうになるから… (ページ 5)
「貸して」
白くて細い彼女の指を咥え、代わりに僕がその続きを外す。
チュパチュパ…
指先を丁寧に舐めていく。
片一方では彼女のブラウスのボタンを外し、片一方では彼女の指を咥える。
「川崎さん…器用ね」
「手が2つもあるんだ。効率的に使わないと」
「ふふっ」
「唯ちゃん…綺麗だね」
窓から差し込む夕日が彼女の胸を照らした。
白くて柔らかなその膨らみに、僕は吸い付く。
「はぁっ…んっ…あぁん」
そんな行為の最中に、突然コツコツという音が響いた。
「まずい…誰か来る」
「え!」
慌てる彼女を一旦しゃがませ、足音が少し離れたのを確認すると、一番奥の本棚へ移動した。
そして、服を着ようとする彼女の手を掴んだまま、再びキスをする。
今度は唯の方からも求めてくれた。
チュッ…クチュッ…
濃厚なキスに夢中になっていく2人。
まさにその時、
コツ…コツ…
足音がすぐ近くで聞こえた。
慌てて離れようとする唯。
僕は強い力で彼女を抱きしめた。
「ん!」
サラサラの髪は顔に張り付き、額に汗が浮かんでいる。
唯に焦りの色が見えた。
子犬のように不安そうな目で見てくる彼女もっと苛めたくなる。
僕は彼女のお尻を撫でた。
それにもピクッと反応を示した。
怒ったように膨れた顔も可愛い…
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