「寝てるなら何をしてもいいんだよな」クールで真面目な彼のおしおき
キャラクター設定
登場人物をお好きな名前に変更できます。
milkyに掲載の小説は当サイトが契約した作家によるオリジナル作品であり、著作権は当サイトにて保持しています。無断転載、二次利用は固く禁じます。不正な利用が確認された場合、法的措置を取らせていただきます。
「寝てるなら何をしてもいいんだよな」クールで真面目な彼のおしおき (ページ 1)
月明かりに照らさた横顔。
真剣な眼差しの先には愛する恋人……
ではなく何やら分厚い本。
横文字で書かれているのはわかるが何が書かれているか、どこが面白いのかは全くわからない。
真面目でクールな人。
せっかくの夜でも本を読むような人。
でもそんな柊を見ているだけで鼓動が高まる。
「どうした?」
「…!なんでもないよ」
見惚れていた自分に気付かれ、慌てて目を逸らす。
「何かあるから見ていたんだろう」
「なんでもないってば!!」
見惚れていたという気恥ずかしさに思わず声を強め、布団を頭から被る。
本当は構って欲しかったが、毎晩隣で本ばかり読む彼につい強がってしまった。
コメント (0)