嫉妬した旦那様にもどかしいほど焦らされ続けて…独占欲で深まる愛情 (ページ 2)
「……体が、じんじんして…」
「体の、どこ?」
「……あ、アソコが、熱いです」
「マリアってば本当にやらしい」
「ひゃあっ」
ショーツの中に入り込んだ手が、茂みより更に下へ。
「もう濡れてるね」
「あ……は、はい…」
「触ってほしかった?」
こくりと頷けば、旦那様は更に笑みを深くした。
けれどその指は、馬車の揺れに合わせて動くだけ。
「あ、あのっ…」
「んー?」
突起に触れる微弱な刺激。
我慢ならなくなって、脚を閉じようとすれば、
「こら、ちゃんと広げて」
片脚を掴まれて、固定されてしまう。
「旦那様、どうして…?」
もっと、ちゃんと触って。
いっぱい気持ちよくして。
旦那様をちょうだい。
気持ちは溢れるのに、何と言えばいいのか分からない。
馬車の揺れさえ、恨めしく感じる。
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