後部座席に押し込まれストッキングを破かれて…嫉妬で理性を崩した彼に車内で襲われる (ページ 3)
「あれ?斎藤?帰ったんじゃないのか」
「主任」
いつもは穏やかな斎藤くんが、どことなく怖い感じに見えるのは気のせいだろうか・・・
「あっあのね?斎藤くんっ」
「俺たち・・・付き合ってますから。今後由可さんを誘うのはやめてもらえませんか?」
ウソ・・・本当にあの斎藤くんなの?
始めて聞いた、こんな低い声。
なんだか雰囲気が全然違う。
「あっ・・そう・・・なんだ、ハハッ・・・何だよ水臭いなお前ら、それならそうと早く言ってくれよな」
その一言で、主任はすぐに私達から離れてあっという間にロビーを出て行った。
「あ・・・ありがとう、斎藤くん」
「・・・・・」
なんだろう・・・こっちを見てくれない。
もしかして怒ってる?
急に冷たく別人のようになってしまった斉藤くんに手を引かれながら、私達は無言のまま駐車場へと向かった。
車が停めてある場所まで来ると、私は助手席ではなく後部座席に無理矢理押し込められた。
「どっどうしたの?・・・斉藤くん?」
「由可さんのせいですよ・・・」
「え?・・・きゃ・・っ」
勢いよくドアを閉めた斎藤くんが、シートに手をつく私の身体を押して容易く後ろへと倒す。
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