ジムのシャワールームで年下トレーナーと秘密の別メニュー (ページ 2)

『咲さん、先に来られていたんですね』

着替えが終わって、更衣室から出てくると、亨が居た。

『さ!始めましょうか』

亨は、いつものジムのロゴが入ったジャージではないジャージを着ていた。

それを「あれ?」という顔で見たからか、

『今日は完全プライベートだからね』

亨が言った。

ストレッチがスタートした。

マットの上でストレッチをする。

いつもは、個人で済ませておくことなので、トレーナーは何もしてくれない。

それが今日は一緒にストレッチをする。

何だか不思議な気分だった。

脚を広げて前屈をする時には、亨が後ろから背中を押す。

身体の硬い私は、ついつい膝が曲がってしまい、それを亨が膝を押して指摘する。

いつもは、必要以上に会員の身体を触れることは禁止されているので、口頭で注意やアドバイスをするのだが、今日は違っていた。

マシーンでのトレーニングの時もそうだった。

ついつい、脚が上がってしまいそうな時には太ももの辺りをしっかり押さえて亨の手が触れて補助をしてくれる。

いつもよりボディタッチが多い。

気にしないようにしていたが、トレーニングが終わって、休憩をしていた時に状況が変わった。

『はぁ・・・疲れた・・・でもいい汗かきました』

そう言うと、亨が後ろから私の肩をマッサージを始めた。

『いいですよ!そんな。こんな早朝から付き合って頂いたうえ・・・』

『身体ほぐさないと。。。今日は結構しっかり目で筋肉動かしているから』

念入りに肩をほぐしながらマッサージする。

指の先に力が入って、ツボを刺激されているせいか、痛気持ちいいという感じが何とも心地よい。

肩から肩甲骨、腕、腰・・・亨は大学時代も運動部に所属していたので、スポーツマッサージの知識があるらしく、とても上手にほぐしてくれる。

力加減も丁度良い。しばらく、亨のマッサージを素直に受けていた。

『あぁ・・・気持ちいい』

『ここも気持ちいいですか?』

そう言うと、亨は後ろから手をまわして、いきなり胸を揉んできた。

一瞬驚いて、ふと我に返る。

亨の両手がシャツの上から両胸を包み込むようにすると優しく揉んできた。

『えっ・・・ちょっ・・・』

戸惑いながら亨の方を見た。

『咲さん・・・』

亨は、両胸を優しく揉みながら咲の耳たぶを唇で挟みながら舌で舐めた。

ゾクゾクゾク・・・

亨の表情がそれまでと違いいやらしい眼差しで咲を見る。

咲の口元が緩み、甘い吐息が流れる。

小さな声で、

『ダメ・・・』

拒否しようとするけど、声にならない。

亨の両手はゆっくりとシャツのをたくし上げ、ブラの上から両胸を包み込む。

亨の手の温もりが直接伝わってくる。

少し汗ばんでいるその手のひらは、じっとりと咲の肌に吸い付くようにびたっと手で包む。

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