目隠しをされ壁に押し付けられて…誰もいないオフィスで若社長と秘密の残業 (ページ 3)

「…激しく抱かれることでも想像してた?」

「そんなこ…ンッ..ふぁ…ぁ」

唇が合わさり、匠さんの舌が入り込んでくる。

「俺は、遥を抱きたくて仕方なかったよ」

その言葉に、血が上るのがわかった。

壁に押し付けられながら、大きな右手が私の腕を頭上で一纏めにして、その自由も奪う。

「ほら、舌出して」

舌先を出す。

「もっと」

言う通りにグッと出すと、そこに強く吸い付かれた。

「ふぁっ…んっ、はぁ…ンッぁ」

口端からつぅーっと滴が垂れていくのを感じながら、舌を絡ませた。

「ほら、どうして欲しい?」

「…ぁ、…匠さん…に、抱かれたい、です…」

視界を奪われているからか、あの吸い込まれそうな瞳が見えていないからなのか、私はそんなことを口にしていた。

匠さんはふっと笑うと「いつもより正直だ」とまたキスをした。

そしてスーッと身体の線をなぞりながら手を進める。

「あ、んっ….はぁッ、ん….ッ」

見えてないことで感度があがり、ただ撫でられるだけで、ビクッ、ビクッと身体を揺らした。

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