バラの香りに包まれたリゾートホテルでの夜、先輩に身を委ねて自分から脚を開き明け方まで喘がされて……もう無理です! (ページ 3)
「……くぅッ」
圧迫感に、景子はのけぞった。
この瞬間、景子はいつも背筋がゾクゾクする。
そして、肉棒の先端が最奥に達すると、苦しくも甘美な快感に震えるのだ。
「は、はぁ……あっ、あぁッ」
突き上げられるたびに、グチグチッと粘着質な水音が聞こえてくる。
膣内をみっちりと埋める肉棒に擦られると、全身がとろけてしまい何も考えられなくなった。
尚悟が体重をかけるように覆い被さってくると、膨らんだ女芯が押し潰され、それがさらなる快感をもたらした。
悲鳴のような嬌声を上げる。
最奥と女芯を責められて、景子は気絶してしまいそうだった。
「景子の声は……たまらないな。もっと聞きたくなる」
景子は尚悟を煽っているつもりなどないのだが、彼にとってはとても官能的なもののようだ。
尚悟からの責めが苛烈になった。
膣内を支配する肉棒の存在をよりはっきり感じてしまい、景子は全身でそのカタチを受け止めた。
秘部からは愛液が溢れ続け、激しい責めをまるで喜んでいるかのようだ。
尚悟の腰が打ち付けられるたびにベッドが軋む。
息も絶え絶えな景子が涙で滲んだ目を開くと、尚悟と目が合った。
男の欲望に光る目は怖くもあるが、同時に景子の欲望を昂らせた。
「あ、ぁぁ……尚悟さん……」
荒い呼吸の隙間から呼びかけると、尚悟が薄く笑う。
「煽ってる?」
「違う……んッ、んあんッ」
グリッと最奥を突かれ、景子の身体が跳ねる。
「声も、感じてる顔も、いやらしくて……好きだよ」
褒められているのか、喜んでいいのか、わからない言葉だった。
しかし、それに言い返す余裕はない。
すっかり力が抜けた下半身は尚悟の思うままに責められ続けて、もう限界だ。
尚悟も同じなのか、乱暴とも言えるくらいに腰を打ち付けてきた。
景子は反射的に身を捩るが、しっかり押さえ込まれていて喘ぐことしかできない。
「ぁ、あぅッ、あんッ……尚悟さん、尚悟さんッ、はぁん、やッ、ア、んあぁぁんッ」
全身が燃え尽きるような激しい快感に叫び、景子の腰がガクガクと震える。
しかしそれさえも尚悟に押さえ付けられ、景子は最奥で彼の熱い迸りを受け止めた。
「あ……あぅ、んふぅ」
ビクビクと痙攣する秘部から肉棒が引き抜かれる感覚にさえ、反応してしまった。
すっかり汗ばんだ額に、キスを落とされる。
景子も言葉なりキスなりを返したいが、まだ呼吸は整わず、絶頂の余韻で頭もぼんやりしていて何もできなかった。
下半身は、まだ震えている。
尚悟が微笑み、慈しむように景子の頭を撫でた。
彼の視線は、火照って色づいた景子の身体を堪能しているようだった。
そしてだんだんと下のほうに移っていった目が、ある一点で止まった。
景子はハッとして隠そうとするが、その手を掴まれてしまう。
彼女の秘部は、自身の愛液と中に収まりきらなかった精液で、いやらしく濡れている。
脚を閉じたくても、間に尚悟がいるので閉じられない。
「……景子、キミって本当に」
呟いた尚悟に、景子は身体を反転させられる。
そして腰を掴まれて持ち上げられると、いきなり後ろから貫かれた。
「アァッ」
まだ熱く敏感な膣内を再び擦り上げられて、景子はビクビクと悶えた。
「や、やめ、まだ無理……やぁんッ、あッ、アァッ、あぐぅッ」
「悪いけど、付き合ってもらうよ。……明日は、景子の言うこと何でも聞くからさ」
「その言い方、ずるいです……アァンッ、んぁ、はァッ、あんッ」
口では抵抗するものの、景子も次第に快感に支配されていった。
結局、明け方まで二人は何度も求め合った。
気絶するように眠りに落ちる前、景子はまたバラの香りを感じた。
こんなに激しく尚悟を欲したのはこの甘い香りのせいだ……勝手に、そう思うことにした。
そして数時間後、寝不足のまま二人は森の散策へ出かけることになるのだった。
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