バラの香りに包まれたリゾートホテルでの夜、先輩に身を委ねて自分から脚を開き明け方まで喘がされて……もう無理です! (ページ 2)
「な、何ですか?」
「照れてるのがかわいいな、と思って」
「や、やめてくださいよ……」
「からかってるわけじゃない」
景子は、覆い被さってきた尚悟にキスをされた。
すぐに深いキスへと変わり、舌を絡め取られた景子はそれに応えて自身も舌を絡めていった。
もっと尚悟を感じたくなり、景子は腕を伸ばして彼を抱きしめる。
尚悟の手が腰に触れると、景子の身体に再び愛欲の火が灯った。
情熱的なキスから解放されて尚悟を見上げると、彼の唇はお互いの唾液で濡れていた。
枕元のうっすらとした明かりを反射していて、景子にはそれがとても性的な魅力を持ったものに見えた。
尚悟の指が、景子の濡れた唇を拭う。
「やわらかいな」
「尚悟さんは、温かいね。もっと、近くに……」
二人は起き上がると、しばらくの間お互いのぬくもりを確かめ合うように、ぴったりと寄り添った。
やさしく髪を撫でられて、景子はうっとりした気分で目を閉じる。
耳にキスを落とされると、身体の芯が甘く疼いた。
自分とは違う逞しい尚悟の身体に、先ほどから心身が火照って仕方がないのだ。
尚悟の背に腕を回し、肌の感触や体温をすべて感じ取って火照りを冷まそうとしても、逆にますます熱さを増していく。
彼の手が脇腹から這い上がり、景子の豊かな乳房に触れた。
掬い上げるように揉まれると、艶のある吐息がこぼれ出る。
指先が乳首を掠めると、ビリッとした刺激に肩が震えた。
キスを交わし合っていた時から、乳首はすっかり立ち上がり敏感になっていたのだ。
乳房の柔らかさとは対照的に硬くなった乳首を押されると、景子はまたビクッと反応する。
「ん……あぁ……」
押し潰されたり摘ままれたり、尚悟の思うままに乳首は弄ばれる。
景子の息遣いは次第に荒くなっていき、下腹部の疼きも大きくなっていった。
「尚悟さん……」
甘く囁くように呼びかけると、尚悟の唇が首筋に落ちていった。
力が抜けるような快感に、小さく喘ぐ。
「バラの香りがする」
尚悟が呟く。
外の香りが移ったのか、部屋にも香りが流れて来ているのか。
景子もその甘い香りを尚悟から感じている。
景子は再びベッドに寝かされた。
尚悟のキスは首筋から胸元に下りていく。
そして、ツンと上を向いた乳首に吸いついた。
舌に絡め取られると、たまらず景子の声が大きくなる。
身を捩ると、手を握られた。
「はぁ……んっ……」
「ああ、片方だけじゃ物足りないか」
「そんな……あんっ」
もう片方にも舌を這わされて、景子の身体の火照りはもうどうしようもなくなっていた。
早く尚悟に貫かれたい――。
解放されたほうの乳房は尚悟に揉まれていて、疼きっぱなしの下腹部を慰めようと勝手に動き始める。
その気配に気づいた尚悟が、景子の顔を見て言った。
「そんな顔をされると、応えるしかないよな」
会社では決して出すことのない男の顔に、景子の欲望は膨れ上がる一方だ。
気づくと景子は、自分から脚を開いていた。
尚悟にさらに大きく開かされると、熱く滾った肉棒がググッと押し入って来る。
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