地元の夏祭りで再会した元カノと。10年越しの初デートで大人になった僕たちは (ページ 4)
「脱がせて大丈夫?」
恥ずかしそうにそっぽを向いて夏子が首を縦に振る。
ぽつんぽつんとひとつずつボタンを外すと夢にまで見たその体が僕の前に現れた。
「恥ずかしいから、あんまり見ないでよ。」
下唇を噛んで真っ赤な顔で上目遣いに見つめられるともう我慢も限界だった。
「10年待ったんだ、もう待てないよ。」
夏子の耳元で噛み付くように言うのがやっとだった。
「いいよ、わたしももう待てない。」
彼女の体をぐっと押し倒して悩ましげな曲線をこちらに向けた。
ぐっと自らの質量を押し込むと中から熱いものがまとわりついてくる。
「あ、__圭ちゃん__っ」
少しぜいぜいとした苦しそうな息が聞こえてきてはっとした。
「ごめん夏子、無理させた?大丈夫?」
「大丈夫。ただ___っ」
「ただなに?」
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