失恋の後に訪れた快楽の嵐。夜の海でのカーセックスで、彼の嫉妬心が私の身体を激しく責め立てる。 (ページ 4)

「あ…っ、瑛斗っ…お願い、あそこもッ…触って…!」

「答えを聞くまでは触らないよ…七海子、黙ってたけど、俺、たぶんものすごく元カレに嫉妬してる。2年近くもお前のカラダを好きに弄んで、啼かせてたなんて」

「えっ…?」

熱のこもった息を短く吐きながら、私は瑛斗を見上げた。

彼は今までに見たことがないぐらい、ギラギラした目つきをしていた。

「七海子とセックスしてるとき、いつも君の元カレのことが頭をよぎるんだ。そいつが君に与えた快楽、俺が全部、上書きしてやりたい…」

形のよい筋肉のついた胸板から汗が伝うさまには、男の色気がにじみ出ていてゾクゾクする。

私は羞恥で身体が熱を帯びてくるのを感じながら、声を絞り出した。

「……む、ね…っ…あと、乳首も…んっ…っひゃ、ああんッ!」

答えるやいなや、瑛斗は堅くとがらせた舌で私の乳首を刺激し、そしてむしゃぶりついた。

もう片方の果実も、長い指の間に挟まれてコリコリと動かされる。

「んんんっ!…あ、だめ、そんなっ…いきなり…ぁ…ああん…」

胸に快楽の刺激が一斉に集まっていく。

しかし、瑛斗は私の下半身に与えていた熱が冷める前に、空いている手を伸ばし、愛液でじんわりと湿ったくぼみへと指を滑らせていく。

瑛斗が、指先に神経を集中させて赤く熟れたクリトリスを擦ってくる。

「やッ…!ああああああッ!ンンッ…んうっ…あ、あ、はぁ…」

体が無意識のうちにビクン、ビクンと大きく跳ねて、私はたちまちにイってしまった。

「はぁっ…はぁっ…あ…」

ぐったりとしていると、間髪入れずに瑛斗が私に跨ってくる。

限界まで張りつめた彼のモノに、思わず息をのんでしまう。

こんな獣みたいな瑛斗、見たことがない。

瑛斗のペニスがつぷん、と私の中に入っていく。

ある程度入ったところで、一気にナカを貫かれる。

「~~~~~~ッ!!!!」

言葉にならない声をあげながらのけぞった。

その動きに合わせてプルンと揺れた胸の突起を彼がまた咥える。

「っひゃあああああん!」

すでに瑛斗の手と舌で極限まで敏感になっていた私の乳首に、処理しきれない量の快感が走る。

あまりにも大きな刺激を受け取るすべがなくて、涙が出てくる。

「七海子、七海子っ…!」

瑛斗は一心不乱に腰を打ち付けながら、切ない声で私を呼んでいた。

彼が気持ちよくなってくれているのが嬉しい。

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