夏祭りの花火の音を聞きながら、義父と結ばれた私・・・ (ページ 2)
『遥ちゃん・・・ダメだよ。簡単にそんなことをするのは』
『簡単なことじゃない!学先生と出会って6年間ずっと学先生を想っていた。そしてこの1年私だってとても辛かった』
『あの頃の母に似ているって、そっくりだって言ってくれたでしょ?それでいいから・・・
母だと思っていい。私のことを抱いて!』
そう言うと、学にもう一度抱きついた。
『学先生のこと、お義父さんだなんて一度も思ったことなんてない。先生・・・私、学先生じゃないと嫌・・・』
遥の熱のこもった言葉に、学の中で何かがはじけた。
学は腕に力を込めて遥の背中に手を回した。
『遥ちゃん・・・』
学は床に遥を押し倒し、遥を見つめた。
『遥ちゃんの気持ちはずっと気がついていたよ。でも、君と私は戸籍上は親子だ・・・』
『学先生、そんなの関係ない。お願い・・・私を抱いてください』
遥の真っすぐ学を見る目は本気だった。
学は、遥の唇をむしゃぶりつくように奪い、激しく唇を吸う。
舌と舌が絡み合い、二人の唾液が混ざり合う。
遥はこんな激しいキスを求めあったのは初めてだった。
大人のキスだった。
学は遥の首筋に唇を押し当て、舌が這う。
『はぁっ・・・』
思わず吐息のような声が漏れてしまう。
学の手がTシャツの上から胸をまさぐった。
遥は学の手を握り、ゆっくりシャツの中に招き入れた。
『触って・・・』
学の熱を持った手のひらが、遥の少しひんやりとした肌をとらえる。
学は遥のシャツを脱がすと、シャツの下は、ピンク色のレースのブラジャーだけだった。
生地が薄めでパッドを入れていないせいか、うっすらと乳首が透けていて、ブラジャーの上から触れると、乳首の突起が指に伝わってきた。
その時、遠くの方から音と共に薄暗い部屋の中へ花火の閃光が走った。
花火大会が始まったらしい。
普通の人達は花火を見て歓声をあげているというのに、2人は花火の音を聞きながら身体を重ねる。
とても淫靡な雰囲気が漂っていた。
指の腹で薄地のブラジャーの上から乳首を撫でると、指の動きが虫が這うような弄り方にいやらしさを覚える。
ねっとりとした触り方が、熟練された大人のエロスを感じた。
ブラジャーの肩紐をおろし、後ろに手を回すとホックを外した。
閃光が走る度に、一瞬部屋の中は昼間みたいに明るくなる。
遥のはだけた身体を見て、思わず学は
『あぁ・・・とても美しい・・・』
と呟くように言った。
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