イッたばかりを指や舌でさらに責められ涙が溢れて―セフレ失格の2人 (ページ 5)

頼は指の腹で乳首を押したり、舐め上げたりしながらも下半身は深く突き上げてくる。

くちゅくちゅと湿った音が部屋に響いて、私は悲鳴に近い声をあげながら頼を求めた。

「頼っ…気持ちいい、んぅッ！」

イキそうになった次の瞬間、頼はつながっていた部分を離して私の姿勢を変えさせた。

「頼…なに？」

「美香ばっかり気持ち良さそうだからオシオキ。バックでさせてよ」

「そんな…ぁあッ！！」

場所を探っていた頼の熱い部分が、ず、っと深く挿入された。

正常位の時よりバックのほうが深く入ってきたのがわかる。

下腹部の鈍い重みがダイレクトに伝わる。

「ああっ…あああ！」

もう言葉が出せなくて、ひたすら頼を求めた。

「うん、気持ちいいよ美香…」

頼は私の体の内部の感覚を確かめているかのように、深く、ゆっくりと何度も突いた。

時折り片手が胸の方へ伸びてきて、感覚が無防備になっていた乳房をこねる。

胸をいじられ、深く突かれ、背中を舐め上げられて泣き声に近い悲鳴をあげた。

膝の力が抜けてきたころ、再び正常位に戻される。

全身に力が入らなくて腕も足も投げ出しっぱなしの私を、頼は乱暴にならないギリギリの荒々しさで激しく抱いた。

湿った音とベッドのきしむ音が部屋に響き、頼の吐息が耳元で大きくなっていく。

思い切り両足を開かれて、私は意思じゃなく反応で背中を反らせた。

その絶妙なタイミングで、頼は深く深く挿入してくる。

同時に指で秘所をなぞられて、私は感覚も真っ白になった。