宅配便のお兄さんと大人のオモチャで—何度も何度も絶頂に押し上げられて…
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宅配便のお兄さんと大人のオモチャで—何度も何度も絶頂に押し上げられて… (ページ 1)
ピンポーン。
とある昼下がり、里奈のマンションのドアチャイムがなった。
インターフォンを見ると、マンションのエントランスに宅配便の人が立っている映像が映っている。
「〇〇便です。お届け物、お持ちしました」
あ、この声は、内野くんだわ。
「はいはい、今開けま~す!」
里奈はちょっとだけよそゆきの高めの声で答えて、エントランスのロックを解除した。
エレベーターでマンションの部屋の前に来るまでの間に、リビングの鏡でちょっと髪の毛を整えて、ついでに唇にグロスも塗る。
ピンポーン。
「は~い!」
里奈はインターフォンを確かめることもなく玄関のドアを開けた。
「こんにちは!え~と、△△ショップからのお届けものです、ね…。ハンコいただけますか?」
半年前くらいから里奈の住むエリアの担当になったこの宅配便のお兄さんは、名札で確認すると「内野」という名前だった。
30歳になったばかりの里奈より明らかに年下に見えるので、20代前半から半ばくらいだろうか。
この仕事に就いてまだ間もないらしく、最初の頃は受け取りの印鑑をもらうにもあたふたしていた。
その様子が可愛くて、何度か顔を合わせる内に里奈は自然に「内野くん」と呼ぶようになり、配達のついでに二言三言会話を交わすようになった。
内野は里奈の好みの、スッキリした顔立ちだ。
背はそれほど高くないが、力仕事をしているだけあって胸板が厚く、今日のような夏の暑い日は半袖から見える二の腕の筋肉が男らしい。
でも、いつもは明るい笑顔でハキハキ話してくれる内野が、今日はなぜかもごもごと小さな声でうつむいたままだ。
里奈は怪訝(けげん)に思いつつ印鑑を押そうとしたのだが、玄関先に置いてあるはずの判子が見つからない。
「あら、どこかな。内野くん、ちょっと待っててくれる?すぐに取ってくるから」
里奈がリビングに入ろうとしたとき、バタンと玄関のドアが閉まる音がした。
いつもは開けっ放しなのに、とチラッと思いつつ、里奈はすぐに判子を持って戻った。
「お待たせしてごめんなさいね。ここでいい?」
内野が荷物を持ったままなので、里奈は一歩近づいて伝票の受け取り印の欄に印を押す。
里奈が受け取ろうと手を伸ばしているのに、なぜか内野は荷物を渡してくれない。
「えっと…?」
内野はそれまで俯けていた顔を上げて、じっと里奈を見つめながらかすれた声で囁いた。
「里奈さん、これってアダルトグッズですよね…?」
「えっ…?!」
※※※※※
「う、ううん、ちがうわよ。ほら、電子機器って書いてあるでしょ」
「ウソをついても無駄ですよ。前にオレも同じ店からアダルトグッズ買ったから、知ってるんです」
「…!」
内野に詰め寄られて、里奈はそれ以上言い訳の言葉が見つからない。
「里奈さんみたいなキレイな人でも、アダルトグッズ買うんですね」
「そ、それは…」
「ご主人と使うんですか?」
「まさか!」
里奈は思わず大きな声をあげてしまい、慌てて口を押える。
夫とはもう3年以上セックスレスで、今となってはお互いしたいとも思わない。
「じゃあ、一人で使うんだ…」
内野は熱い目で見つめながら、グイっと荷物を里奈の胸に押し付けてきた。
「もしかして欠陥品が届いているといけないから、開けて動作確認してもらえますか?」
「えっ…?!」
「さ、早く。オレも次の配達しなくちゃいけないんで」
そうせかされてなぜか里奈は抵抗できず、箱を持ってリビングに向かう。
その後を内野もついてきた。
ダイニングテーブルに箱を置き、里奈は震える手でゆっくりと梱包テープをはがした。
緩衝材を取り除くと、商品名が書かれた白い箱が現れる。
「やっぱりアダルトグッズでしたね…」
いつの間にか里奈の真後ろに立っていた内野が、耳元でささやく。
「これ、使うの初めてですか?」
里奈は声も出せず、必死にコクコクとうなずく。
「じゃあ、動作確認してみましょう」
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