寡黙で人を寄せ付けない雰囲気のカメラマン―気が付けば彼の真っ直ぐな瞳に見つめられ… (ページ 6)

擦れ合う度に、グチュッグチュッと水音が響き渡る。

どこに当たっても、敏感なソレは反応して震えてしまう。

「ぁ・・ぁぁッ・・・ぁぁんッ・・イ・・・イィ・・」

華恋の中はトロけるように熱く、海堂のモノを絡め取る様にねっとりと纏わりつく。

「ッ・・すげぇ、トロトロ。どんどん溢れてくる」

「やっ・・んンッ」

華恋が声を我慢する様に口をきゅっと締め眉を寄せる。

「そんな顔すんな・・我慢しないで、感じてみろよ」

「だって・・声・・が・・ッ」

「いいから、声出せよ・・ほら」

海堂が深いところをゆっくりと、愛おしそうに突き上げる。

「ンッ・・ンンッ・・アアアァッ！」

ビクビクッと身体を震わせ、耐えきれなくなった華恋が崩れ落ちるのを、海堂がそのたくましい腕で軽々と支え、そのまま床に寝かせる。

「・・痛くないか？」

口調は荒いが、手つきはとても優しい。

まるで華恋を傷つけるのを怖れるように、滑らかに彼女を包み込む。

それが逆に華恋にはもどかしく感じる。

「もっと・・ハゲシクして・・」

そんな彼女の太ももを抱え、大きく拡げると、奥深く自分のものを沈め、ゆるゆると刺激しながら、海堂がいう。

「欲望をぶつけるのは、ただのエゴだろ？」

「え・・？」

「・・なんで俺が、華恋と話さなかったか、わかる？」

急に海堂が話を変える。

戸惑いながらもフルフルと、華恋が首を横に振る。

その間も、深く入り込んだモノは、彼女の中を圧迫しながら、摩擦をおこす。

「ふ・・や・・ンッ」

ハゲシク突かれているわけでもないのに、擦りあう感覚が、頭の芯を麻痺させ、ジワジワと快感がこみ上げる。

「な・・に？こんなの・・しらな・・」

「華恋に触れたら、止まらなくなる。独り占めしたくなる」

「海堂さ・・ンッ」

「・・だから、近寄らないように、見ないように・・避けてた」

だけど

海堂が切なげな表情で華恋に視線を落とし、いう。

「もう、限界だ。・・お前が欲しい・・全部」

ドクン、と、下半身が脈を打つ。