心地よいぬくもりで目覚めたら…遠距離恋愛中のサプライズ朝えっち (ページ 2)
不安が絶頂に達しそうになったとき、彼は訪ねてきてくれたのだ。
昨晩のことである。
「ねえ優二」
「うん?」
「話したいこといっぱいあったはすなのに、あなたの腕の中にいるだけで、もうなんでもよくなっちゃうの・・・」
優二は、私の額に優しいキスをくれた。
そして、私を強く抱き締めた。
「俺もだよ葉月。色々不安にさせてごめんな。俺も不安だったよ」
一旦私を離して、いとおしそうな目で私を見つめた。
「今は、君を感じていたい」
彼は、布団の中で絡めていた手を緩めて、手を揉むようにこする。
私の目を見つめたまま、すりすり、ぎゅっ、すりすり・・・と。
私たちはそのまま、お互いの体温を確かめ合うように、体を絡め合った。
そして、自然に唇が重なった。
はっと気がついたように重ね合ったそれは、一回で離れることなどなかった。
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