スマホを見ちゃった罰に年下彼氏が出したイジワルな条件 (ページ 2)

 『俺の好きなようにミサさんのこと抱きつぶすね』

 さきほどのセリフが蘇る。聞き間違いかと思った。いつものコウなら絶対に言わないし、こんな強引なこともしない。

「俺はそんなこと言わないし、しないと思った?」

「えっ、う、うん」

 見透かされたように言われて動揺しながらも頷く。

「実はね、俺、ずっとミサさんのことこうやって激しく攻めてみたいと思ってたんだ」

 熱をもった息が耳元にかかるほど近くでそう囁かれて、私は体を震わせた。エッチをする時はなんとなく年上の私がリードするのが当たり前になっていたし、どちらかというと自分はSっ気のある方だと思っていた。それなのに――。

「ミサさんの奥まで入れて、壊れそうになるくらいガツガツついてドロドロにしたい」

「やっ、そんなこと言わないで――」

 否定の言葉を漏らしながらも、下腹部がきゅんとしたのが分かる。身体の奥底がひどく疼いてしまってしかたなった。

 彼は私のスカートを素早く捲し上げて、ショーツに手をかけた。

「あー、もう濡れてるじゃん。やらしいなぁ」

 コウがすでに愛液で濡れたそこに手を伸ばしてきたかと思うと、触れる直前でピタリと止める。

「え?」

 つい疑問の声を上げた。

「いつもみたいに触られると思って期待した?」

「うっ」

「ははは。顔真っ赤だ、かわいい」

 からかわれるように笑われて、ぼっと顔が熱くなった。

「今日はどこも触ってあげない。これだけ濡れてるならいいよね?」

 コウは手早くスーツから大きく膨張したそれを取り出して、私の秘部に当てる。

「待っ――」

 有無を言わさず一気に貫かれた。

 そのまま奥を探るようにぐっぐっと腰を入れてくる。

「んああぁっダメ、いきなりっ……!」

「いじってないからかな、すごいせまいね。このままガンガン突いたらミサさんどうなっちゃうかな」

「やぁっ」

 意地悪く言われているのに、想像して私は彼の熱いものをきゅうきゅう締め付けてしまう。

「ミサさん、締めすぎっ。そんなに欲しいんだ?」

「ち、ちがっ」

「ちがわないでしょ。ほら」

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