知的イケメンのバーテンにおもちゃ＆放置プレイでいじめられてMっ気に目覚めました (ページ 5)

不自由な身体のまま、一生懸命に舐める環奈の姿を見下ろす徹が、快感をこらえるように顔をゆがめた。

「はぁ…」

ため息をつきながら、環奈の頭を両手で支え、奥までそれを押し込んできて。

「…っぅ！」

耐えきれずにむせた環奈を解放すると、徹は環奈に埋め込まれたおもちゃを引き抜いた。

徹が覆いかぶさってきて、その胸板が、環奈の胸の膨らみを押しつぶす。ようやくアソコの刺激から解放された安心感と、肌に触れる徹の体温の心地よさに、安心して涙が滲む。

ふっと、体の力が抜けた。次の瞬間、おもちゃよりずっと太くて長い徹が、環奈の最奥に突き入れられた。不意を突かれて脳内に火花が散る。

「あああっ、徹さん…！　徹さん…」

もうイきつくしたはずなのに、徹の体重と力強い動きがそれまでとは別の種類の快感の波を呼んできて、環奈はもう何度目かの、今日一番高い絶頂を味わった。

「環奈さん…俺もイクよ…」

徹は大きなストロークで腰を打ちつけてきて、身体を震わせて果てると、環奈の中に入ったまま、やさしく抱きしめてくれる。

そしてようやく、ゆっくりと、環奈を縛った紐をほどき始めた。

「よかったでしょ？」

「…徹さん、こんないじわるだと思わなかった」

…すっごく感じて気持ち良くて狂ってしまいそうだったけど、それを言うのはちょっと悔しい。

「『なんでもいい』とか言うからでしょ」

「……」

「ずっと抱きたいと思ってたんだから、俺は」

「え…？」

「想像以上だったけど」

ちょっと笑っている徹さんの声が、なんだかすごく優しい。

「このままさ、俺のものになっちゃいなよ」

「徹さん…？」

「他の男といるとこ、見たくないからさ」

そんなふうに、思ってくれていたなんて…。

「俺以外の男と寝なくても、俺がいっぱいしてあげるよ…？」

環奈は、徹の嫉妬が嬉しくて身震いした。

「うん…。もう、徹さんとしかしない」

一緒にバーを訪れた男たちの誰とも、ベッドを共にしたことはない。でも、それを徹にバラすのは今じゃない。

次の時も、もっともっといじめてほしい…と思ってしまう、自分のMっ気に気づかないふりをして、環奈は徹の胸に思い切り顔を埋めた。