女装趣味の合法ショタ彼氏くんは欲求不満?媚薬えっちで気持ちよくなっちゃおう♡ (ページ 3)
「だって…だって、」
「ゆっくりでいいよ…できれば拘束は解いてほしいけど」
「うん…」
誠は今までの態度が一変したように素直になっていた。
私の手にまかれたテープもちゃんととってくれた。
そして私が再び服を着るまでの間に、誠はふと口を開いた。
「僕…いくらかわいくなっても女の子になれない、綾香みたいになれない…って、ずっと悩んでて…」
ぐずる誠の背を私は優しくなでる。
「綾香のこと、好きなのに、顔見たら苛立っちゃって。せっかく心配してくれたのに…いじわるしちゃった。…ごめん、ごめんね、綾香」
そう私に告げてから誠はぐずるだけになってしまった。
相変わらず誠の背を撫でる私の中に浮かんだ思いは一つだ。
誠の本音が聞けてうれしい。
不満の原因を知れてうれしい。
その原因が自分であるとしても…。
「誠…、」
「なに、綾香」
「私は誠のことが好きだよ。ねえ…もし良かったらこれからも恋人でいて?」
これが最適な答えなのかはわからない。
けれど誠が私を好きと言ってくれるなら応えたい。
しばらくして誠はやっと口を開いた。
「…うん、僕も、もういっかいやり直せるかな?」
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