ミステリアスな年上の女性に恋をした俺。だけど、実は彼女は人妻で…
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ミステリアスな年上の女性に恋をした俺。だけど、実は彼女は人妻で… (ページ 1)
あの日、俺は美奈子さんに一目惚れした。
彼女と出会ったのはバイト先のバー。
次の日試験があるのに、急にバイトが入って最悪だと思っていたら、目の覚めるような美人が店に入ってきた。
色っぽくて気怠げで、どこか影のある美人。
ドキドキしながら注文を聞いたのを、昨日のことのように覚えている。
あれから、彼女は何度かお店に来るようになり、俺たちは他愛もない会話をするような間柄になっていった。
「雪斗君って大学生なの?若いなあ~。ここで働いてるってことは、二十歳は過ぎてるんだよね?」
「大学四年生です。今就活してて」
「そうなんだ。大変だね」
美奈子さんは、俺より十歳近く年が上だった。
どこで働いているのか、普段どんな生活を送っているのか、何もわからない。
まだ学生の俺にとって、彼女は手の届かない憧れの存在だった。
だけど、今…。
「あっ、はあっ、あんっ!もっと!もっとぉ!」
憧れのその人は、俺のアパートの自室であられもない声を上げている。
彼女と体の関係を持ったのは、ひと月前のことだった。
いつものように仕事を終えて店を出ると、なぜか美奈子さんが店のすぐ近くでうずくまっていた。
雨が降っていたのに、傘も差さずに。
思わず声を掛けると、彼女は泣き腫らした目を俺に向けた。
「助けて…。もう耐えられない…」
今まで見たことのない、弱々しい表情だった。
その時初めて、俺は彼女が人妻であること、旦那とうまくいっていないことを知った。
深く関わるべきじゃない。
頭ではわかっていたけれど、あんな姿を見て放っておくなんてできない。
この人を守ってあげなきゃって、それができるのは今俺しかいないんだって、そう思うといてもたってもいられなかった。
そして行き場のない彼女をアパートに招き、なし崩し的に体の関係を持った。
あれからもう数えられないほど何度も、俺たちは行為を重ねている。
「あっ、あんっ、雪斗くん、そこっ…もっと…!」
美奈子さんは、荒々しくされるのが好きらしい。
特に背後から思いきり突いてやると、気持ちよさそうによがる。
腰を掴んで激しく出し入れしながら、俺は片手を上げた。
パアン、という音の後、彼女の白くむっちりとしたお尻に、赤い痕が残る。
「あああっ!!」
悲鳴を上げる彼女に構わず、俺は二度、三度と強くお尻を叩いた。
「いやぁっ!あんっ!あああっ!」
俺に加虐的な面があるわけじゃない。
そもそも、こうしてほしいと言ったのは彼女だった。
そして、自分が嫌だと言っても、構わず続けてほしい、と。
俺は何度か彼女のお尻を叩き、それからサイドテーブルの引き出しを開けた。
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