イケオジの上司とベッドイン!大人のテクニックに身も心も虜になった私。 (ページ 3)

「どうだ?」

「…温かいです」

「嫌じゃないか?」

「はい」

 すると直之が唇を重ねた。花菜の唇を味わうようなとろけるキスに、花菜は全身の力が抜け落ちた。時計の針の音だけが聞こえる二人の空間に、花菜の鼓動が響いている。

「俺を見て」

「無理です」

「可愛いね」

「主任…」

「花菜、ちゃん…」

 耳元で囁かれたのは自分の名前。それがこんなにも自分を発情させるとは思ってもいなかった。

 直之が舌をねじこみ、花菜の舌と絡ませる。そのままカーペットの上にゆっくと横たわると、花菜のニットに手をかけた。

「あっ」

 万歳をさせられ、一気に脱がされると白い肌が高揚しているのがわかる。すでにほんのり汗ばんでいる気もするが、直之はそのまま唇で花菜の全身を攻撃し始めた。

 久しぶりのセックスと初めての年上男性。それが会社で顔を合わす上司。この組み合わせに花菜はすっかり冷静さを失っている。

 何より直之の舌があちこち這いまわるのに、刺激をしてほしいところにはたどり着かない。

「可愛いおっぱいだね」

 黒のブラジャーを外し、両手で乳房を揉みながら、首筋にキスを浴びせる。

「はぁっ、あぁ…」

「これが好きなの?」

 脇腹を指でなぞられると花菜はもうじっとしていられず、体を左右に動かし始めた。

「じっとしなきゃダメだよ」

 直之の脚が、花菜が動かないよう意地悪に固定する。乳首が勝手に硬く尖っているのに、直之はまだ二つの突起物に触れもしない。

「主任…、ううっ、はぁ…」

「何?」

「もっと…」

 乳首を刺激してとは恥ずかしくて言い出せない花菜の疼きを、直之は知っているようだ。ほんの一瞬だけ、直之の舌先が左の乳首を突っついた。

「あぁん、あぁ」

 やっと舐めてもらえたと思ったのに、もう舌は違う場所で生温かく動き回っている。

 初めてのセックスをするような高揚感が花菜を襲う。直之がスカートのホックを外した。

 太ももをゆっくりと上下に撫でられる。直之は滑らかでむっちりとした花菜の太ももが気に入ったようだ。

「エロい体だな」

 何となく恥ずかしくなり、今さら胸を手で隠す花菜だが、両脚はどんどん開いていく。ふくらはぎ、そして足の甲までも直之の指と唇が責め立てた。

「はぁっ…」

 これが大人の前戯だと思うだけで愛液が溢れる。丁寧に扱われるほど花菜の体は敏感に反応し、直之の体にしがみつき、おねだりをしてしまう。

「おい、なんか染みができてるぞ」

 直之が花菜のパンティーを脱がせながら、わざと聞こえるようにそう言った。

「凄いね、ぐちょぐちょ」

 直之はじっと花菜の呼吸する秘部を見ていた。

「見ないでください…」

「なんで?」

「だって…」

 その部分が潤って妖しく光っているのは花菜もわかっていた。愛液が溢れて止まらないのだ。もわんと熱を放ち、男を待っていることにいやらしさを感じる。

「あっ…」

 一瞬、花菜は腰を浮かせていた。直之がふっと息を吹きかけ、恥毛に顔をぐりぐりと擦りつけツンとした女香をかぎだしたのだ。

「いやだ…、あっ、そ、そんな…」

 思わず内ももできゅっと直之の顔を挟みつけたほど、下腹部が締め付けられる。

 直之は指先で執拗にクリトリスを転がし始めた。

「もうっ、やだ…」

 こんないやらしい愛撫を花菜は経験したことがなかった。気持ちよすぎてどうにかなりそうだ。

「痛くない?」

「…はい、あぁっ、すごく…、あぁ、いい…」

「まだ何もしてなのに」

 直之が指をゆっくり膣口に当てた。にゅるっとすぐに侵入しそうな指先は焦らすのが得意で、くるくるとヒダのヒダの周りを行き来している。

「気持ちいい…」

 お酒のせいだろうか。直之のテクニックのせいだろうか。花菜はすでにとろけそうなほどの快感に身をゆだねていた。

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