イケない事を彼に見破られ、提案されたのはまさかの開発だった!? (ページ 4)

唇が膝にたどり着いた時だった。
骨までの距離が近いそこは、触れられると他の箇所以上に刺激がダイレクトに伝わる。

ピクっと脚が動いたのを朔也は見逃さず、念入りに愛した。
口を少し開ける時でさえ歯を当てることを忘れず、舌先や舌の裏までを使って様々な感触を残す。

足の愛撫から太ももへ上がってくるまでも、10分もかけているのだから美緒は心配になった。

「朔也、その…疲れたでしょ?もういいから…」
紅潮し熟れた瞳で見下ろす美緒と目が合い、朔也は早く繋がりたいとも思ったが、一呼吸おいて答えた。

「俺も俺で楽しんでるんだよ。だから心配は無用」

そう言って微笑みながら美緒の内腿に口付けた。
「あ、朔也…っん…」

先程口付けたよりももっと秘部に近いところに吸い付いた朔也。
脂肪の厚くなる場所だからか、最初の1回では、皮膚の薄い首にやるように綺麗にはつかなかった。

1回、2回とまた吸い付いて綺麗な華が咲く。
強く吸えば1度でつきはするが、痛みを感じさせてまで所有印をつけたいとは思えない。

美緒が大事すぎてめちゃくちゃには扱いたくない、という朔也の心の表れだった。

“あ、いつもより濡れてる…”
朔也は、秘部近くの空気感で下着から伝わる湿り気と香ってくる女の匂いに美緒の興奮度合いを感じ取った。

クリトリスから蜜口までを、何度もキスで行き来すると、蜜口付近のショーツは肌にはりついて離れなくなっている。

ショーツを脱がせようと腰部分の布に手をかけると、美緒も早く脱がせてほしかったようですぐ腰を浮かせた。
「美緒いつもより素直だね」

ショーツを脱がせようとすると、透明な糸が紡がれた。
嬉しさから朔也は頬が緩んでしまう。

あまりいじめるとすぐひっこんでしまうからと、努めて優しい表情になるよう意識した朔也だったが、妖艶さを纏い口角の上がったサディスティックな表情にしかなっていない。

「いじわる…」
照れた顔でそっぽを向いてしまう美緒だが、朔也は気にせず蜜部に顔を埋めた。

クリトリスを、何度もいたずらっぽく舐め上げる。
飴を舐めるかのようにねっとりとした舌遣いで。

厚みのある皮膚に包まれた割れ目を舌先でこじ開けるように舐め上げ、時々舐めたまま顔を左右に振る。
クリトリスがコリコリと揺さぶられて、美緒の腰が強ばる。

そして、大陰唇と小陰唇の間の溝に舌先が触れた時だった。

「…ああっ」
ビクンッ

反射的に脚が閉じ、朔也の頭が脚に挟まれた。
反応したのはここか?と確かめるように朔也がまた溝に舌を這わせる。

するとまた美緒が反応した。

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