イケない事を彼に見破られ、提案されたのはまさかの開発だった!? (ページ 2)
「い、意味わかんない、どういうこと?」
「まんまだよ。明日は休みだからゆっくりできるし、開発?俺やってみたかったんだよね」
いきなり卑猥な単語が出てきて表情が固まった美緒。
「だから、今日は演技とか抜きな。電気消すのもナシだ」
水を含んだ朔也がいきなり口付けてきて、唇の隙間から注がれる。
口に含んだばかりなのに、冷たいとぬるいの間くらいの温度になったそれ。
突然の口移しに驚き、間に合わず口の端から首に伝っていく水分を、朔也が愛おしそうに唇で肌に馴染ませていく。
「よし、ベッド行くか」
言い終わる前に膝裏に腕が差し込まれて横抱きに担ぎ上げられる。
「え、も、もう寝室行くの?」
時間はまだ8時半。
緊張もあり、とっさに出た言葉がこれだった。
(…いや、拒んでいるわけではないけど…!)
「言ったろたっぷり時間かけてみようって。何、嫌?」
「いや、じゃ、ない…」
頬を染めキョロキョロする美緒を見て脚が早まる朔也。
優しくベッドに下ろされ、見つめ合う。
「うーん…どこからしようか」
唇を優しく指先で撫でられる。
そのまま下へ下へと下りていく朔也の指は、鎖骨をとらえた。
ピクッと美緒の体が反応する。
「…確か、擽ったいところはやり方次第で性感帯になるんだっけな」
指先がクルクルと鎖骨の溝を刺激する。
「っふふ、擽ったい…え、?」
堪えられずに笑い声が漏れる美緒だったが…
服の上からあちこちに流れようとしている膨らみに朔也が触れた。
優しく掌で包み込み、脇の下からリンパマッサージをするように胸に集める。
「血行良くするのも良いらしい。感じやすいところと同時刺激も良いんだってよ?」
朔也の顔が近づき、鎖骨に唇が触れる。
リップ音を鳴らし何度もついては離れ、時々歯を立てる。
粘膜が触れてたと思えばザラついた舌がウネウネと出っ張った鎖骨の周りを擽る。
すると次は、服の上から的確に両方の膨らみの中心を押された。
今までのくすぐったさからの震えとは違う、ピクっと肩が揺れるのを朔也は見逃さなかった。
そして、尚も鎖骨と頂への刺激を続け美緒の様子を伺う。
押しても伝わるのは柔らかいだけだった感触が、少し反発を持つようになった。
そこからは、胸全体を揉みしだいたり、乳輪周りをクルクル刺激したり、乳首周辺ごとつまみ上げてみたり…色々なやり方で美緒を探った。
「気持ちいいか?」
目を真っ直ぐ見て問われ、少したじろいだ美緒。
「うん…けど、直接、触られたい。そっちのが好き…」
こうして好みを聞けることは今まで無かったために、朔也は嬉しそうに服を脱がせにかかった。
が、全部脱がせるのではなく、ブラは下にずらしTシャツは胸の上まで捲り上げるだけだった。
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