大好きな幼馴染がパンツをずり下ろし、私の名前を呼びながらオナニーしていました (ページ 4)
沈黙を破ったのは弘人だった。
「悪い、きつい言い方しちまった。その、俺もお前が怪我でもしたらと思っちまって」
私はくるりと弘人の方を向いた。弘人はジーパンのベルトをカチャカチャと締めている。何も言わないままの私に弘人は続けた。
「つーか、見たんだろ…?」
私はこくりと頷いた。弘人は、大きく息を吐き出して顔を背けた。
「ごめんね…」
「いや、変なとこ見せちまったな」
「ううん、ほんとごめん」
「あのさ」
弘人は言いかけて口ごもる。私は何も言わずに待った。
「聞いたか?」
「えっ?」
「だから、その、お前の名前…」
言われて顔が熱くなる。やっぱりあれは私のことだったんだ。弘人は私を想像してあんなことを。固まったままの私の様子を見て、弘人は肯定ととったようだ。
「聞こえたよな、そりゃ」
「でもどうして私の名前…」
「どうしてって、そんなのお前が好きだからに決まってんだろ」
弘人の言葉に私は目を見開く。
「ずっと好きだった。お前にとって俺は兄貴みたいなもんだってわかってたけど、抑えられなかった」
「弘人…」
「こんな最悪の形で言うことになるなんて…くそっ」
「本当に?本当に私のことを…」
「ああ、好きだ。昔からずっと唯衣だけを想ってきた」
その言葉を聞いて私は弘人の胸に抱きついた。
「私も弘人のことが好き!」
今度は弘人が驚く番だった。マジかよ、と頭の上から声が降ってくる。弘人は私の背中に手を回そうとしたが、思い直したかのように引っ込めた。
「ぎゅってしてくれないの?」
「手が、綺麗じゃないから。その、さっき…」
あの行為をしていたから、ということか。私は弘人の手を握りしめた。
「わっ、やめろって」
「私は気にしないよ?だから、触って」
「唯衣」
弘人は私を抱きしめた。そして、そっとキスをする。最初は触れるくらいだったそれは、段々熱を帯びて深くなっていった。同時に密着している下半身に硬いものを感じる。
「ごめん、俺」
「私が邪魔しちゃったんだもんね。苦しいでしょ」
「苦しいけどさ」
「続き、する?」
「えっ!?」
「一緒に…」
こうして私達は弘人の部屋に入った。
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