彼とのオナニー相互鑑賞で、ローターを使い慣れていることが彼にばれちゃった (ページ 2)
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やっと会えることになった金曜日の夜。
会社の前まで、真斗が車で迎えに来た。ご飯を食べたあとラブホテルで宿泊する計画なので、沙帆もお泊り用のバッグを抱えている。
「お疲れ!久しぶり」
「真斗君、その髪型似合う!」
今すぐにでも抱きつきたい衝動を抑え、沙帆は平静を装った。他愛もない会話をしながら、二人のお気に入りのイタリアンレストランに車を走らせる。
ところが、真斗はおもむろに言葉で前戯を始めた。
「こんなに会わなかったの初めてじゃない?」
「そうだよね。ほんと真斗君とハグしたい日がいっぱいあったよ」
「ふーん、そうなんだ。じゃあ、一人でした?」
「えっ、一人で?」
「うん、一人エッチしてたのかなって思って」
「なんでよ、突然、どうしちゃったの?」
「だって沙帆はいつも発情するじゃん。その…、生理前に」
「だからって、しないよ」
助手席の沙帆は真斗の顔を直視できない。不自然な返事と一瞬の沈黙が、真斗に真実を伝えているのがわかり、それだけで体が異常に火照り始めるのだ。
「食事、適当にホテルの物にしない? そうかコンビニで買っていこうよ」
真斗も股間を熱くしているに違いない。
「真斗君、もしかして興奮してる?」
なるべく明るく、冗談に聞こえるように、沙帆は声のトーンを上げてみる。
「もうガチガチだよ、触って」
車はレストランを通り過ぎている。沙帆はゆっくりと真斗の股間に手を伸ばした。
「やだ…、すごく硬い…」
すぐに手を引っ込めると、窓の外をみながら深呼吸をする。もうすぐ貪り合えるという二人の興奮が、車内を淫らな空気に変えていた。
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