優しい男友達に男運のなさを愚痴っていると、思いもよらない展開に…!? (ページ 3)

「んっ、んんっ、んっ…」

ゆっくりと、私の反応を確かるようにしながら、彼の指が私の中に入ってくる。

「ここ?ここが気持ちいい?」

「んあっ、はあっ、ああっ…!そこ!そこがいい…」

グチュグチュと愛液が溢れ、彼の指を濡らしていく。

気持ちいいのが止まらない。

彼の指の感触が、動きが、気持ちよすぎて怖くなる。

「あっ、だめっ、私、イキそう…」

「いいよ、イッて」

「だめっ…!だって、優斗、入れてないのに…」

「俺はいいの。今日は、亜紀に気持ちよくなってほしいから」

「あっ、だめっ!あっ!あっ!ああああっ…!」

頭が真っ白になって、体がガクガクと震える。

それから、じわぁっと熱いものが込み上げて、どっと溢れた。

びしょびしょになったシーツを見て、呆然とした。

「嘘…私、潮吹いちゃったの…?」

「そうみたい。気持ちよかった?」

「うん…信じられないくらい」

「よかった」

優斗は嬉しそうに微笑んで、私の額にキスをした。

それから私を抱き締めて、それ以上行為を強要することもなかった。

あんなに、ペニスを硬くしていたくせに。

本気で私を大切にしてくれるの?

愛しい気持ちが込み上げるのを感じながら、私は彼の腕の中で、安心しながら眠った。

彼となら、きっとずっとこんな穏やかな日常を過ごせるんだろうなと、確信しながら。

-FIN-

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