優しい男友達に男運のなさを愚痴っていると、思いもよらない展開に…!? (ページ 2)
「亜紀…優しくするから…」
「んっ…」
その後、私と優斗はラブホテルに直行した。
誘ったのは私。
だって、優斗が体目的だってわかった以上、体の相性を確かめて、付き合うかどうするか決めた方がいいと思ったから。
体の相性がよければ付き合うし、よくなければ、彼はもう男友達ですらなくなる。
優斗の唇が、私の唇に優しく触れる。
こんなに柔らかで優しい感触は、初めてのような気がした。
今までの男って、こっちの気持ちなんてお構いなしにディープキスしてくる奴ばっかりだったから。
やがて私の方がもどかしくなって、舌を出した。
「んっ…」
彼の舌が伸びて、ゆっくり私の舌を絡める。
「んっ、はあっ、あっ…」
ただキスをしているだけなのに、どんどん気持ちよくなっていく。
「亜紀、可愛い」
「優斗…あっ」
優斗は私にキスをしながら、そっとベッドに押し倒した。
ゆっくりと、服を脱がされていく。
何をするにしても、どうしてこんなにって思っちゃうくらい、優斗は優しい。
優しくされるのに慣れてなくて、私は訳もわからず泣きそうになった。
「や、やめて。もういいよ、体目的なんでしょ?」
「え?」
「むちゃくちゃにしていいよ。男って、皆そんなものでしょ。激しくするのが好きなんじゃないの?」
何で、こんなこと言っちゃったんだろう。
自分でも自分の気持ちがわからなくてぐちゃぐちゃになってる。
だって、優斗があまりにも優しすぎるから。
彼を見ると、ハッとするほど辛そうな目を私に向けていた。
「今まで、亜紀の付き合ってきた男が酷い奴だったってことはわかってる。でも、俺は体目的じゃない。本気で亜紀のことが好きなんだ」
「優斗…」
「もっと自分を大切にして」
そう言って、優斗は私の体に優しくキスを落としていった。
「あっ、あんっ、ああっ」
いきなり中に指を突っ込んだり、ペニスを入れたりしない。
こんな優しい愛撫は、生まれて初めて。
体がどんどん熱くなって、なかなか触られないあそこがもどかしくて…。
「お願い、触って…」
自分からおねだりしたのも、初めてだった。
優斗の指が、私のクリトリスをそっと撫でる。
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