忘れられなかった元彼と再会して、必死に閉じていた蓋が開けられる夜 (ページ 6)
「びしょ濡れ。ほぐしさえできてればローションいらないな」
待ちきれないのか、じっくり触らないで二本目の指もさしこまれる。
グチュグチュと響く音に恥ずかしくなる。
私も負けじと翔のそれを咥えて舐め回し、手で扱く。
「っ、小春、もうだめ、ストップ」
私の口元に手を置いて、止められてしまった行為。
でも、止めてくれてよかった。
「なぁ、もう挿れたい」
「うん、来て…」
すると、翔はそのまま私の脚を割って腰を当ててきた。
「えっ!?」
「別れなんてないって、教えるためにはこれだろ。一生離さないから、責任とらせろ」
「ああっ、あんっ!んん〜〜〜っ!おっき、すぎ!ああっ!」
「っ、流石に、きついっ」
半分しか入ってない、と漏らしながら苦しそうに息を吐く翔がかっこよすぎて…私は目がおかしくなったのかもしれない。
だって、目の前が明るすぎる。
「はぁっ、小春、一晩中抱き潰すし、中に注ぎ続けるぞっ…一生、離せないから…覚悟しろ、よっ」
「ああっ、んぅっ!はぁっ、ああっ」
もう、とっくに愛情が再燃していたみたい。
愛おしさが溢れて、涙まで流しながら、私は翔の背中に手を回して抱きついた。
「…離したら、許さない、ああっ」
「ナカに、っ出すぞ」
その夜は何度もナカに出されて、何度も好きだと言われた。
3度目でやっと、私も好きだと言ったら、もっと激しく抱かれたのはここだけの秘密。
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