SMクラブのM嬢の私は、かつて下僕だった男に虐められ極限までイかされる (ページ 5)
カイが浴室から戻ってきて、腰に巻いていたタオルを取る。
カイはローターを固定していたテープをはがし、赤く血管の浮いたペニスを突き立て、一気に私の身体を貫く。
「あぁあああっ…」
長い間ずっとほしかったものが与えられ、一瞬にして全身の血が沸騰し、白い閃光に射抜かれてイった。
「ああっ…カイ…大好き…あっ…ああっ…あぁあああっ…」
このまま溶けて、カイの一部になってしまいたい。
そうしたら、一生離れ離れになることはないのに。
強く深く突かれ、掻きまわされ、突かれる度にイって、ありえないくらいに満たされて、それなのに、際限なく欲しくなって、頭の中がぐちゃぐちゃになる。
「紫音、イけよ、もっとイけ」
「あっ…カイ…ああっ…」
カイがどこかに行ってしまわないように、腰に脚を絡みつかせる。
いつイっているのか、わからないくらいにイき続けていて、快楽に脳が締めつけられて、このまま死んでもいいと思う。
「紫音、愛してる」
「カイ、私も」
カイのペニスがはち切れそうに大きくなって、ものすごい速さで突かれて、意識が飛びそうになるくらいの快楽に脳が溶けて、毛穴から流れ出る。
「紫音…もうイクっ…」
ペニスを抜かれないように、絡めた脚に力を入れる。
「中に出して…私を孕ませて」
カイの動きが止まり、脈打つペニスから精液を注がれる。
カイのすべてを全身で受け止め、私は満たされる。
*****
昔みたいに、カイに腕枕をしてもらった。
「本当はちょっと紫音の顔を見たかっただけなんだ。大きな仕事を片付けたから。でも顔を見るだけじゃすまなくなった。ごめん、あんなふうにしか愛せなくて」
「ううん。カイはSなんだね。私を奴隷にして。店じゃなくて今度は家に来て」
カイは何も言わずに私を抱きしめる。
そろそろ片付けなければと思い、ベッドから降りて責め具をかき集め、ライティングデスクの下に置いてあったボストンバッグを開けた。
「…!」
バッグの中には、血まみれになったカイのシャツとスーツ。
叫ぼうとした。
でも声が出ない。
カイに後ろから抱き竦められる。
「社長の敵を取った。追手がすぐそこまで来てるから、紫音はもう行け」
「いやよ。離れたくない」
私はカイにしがみつく。
パトカーのサイレンが近づいてくる。
コメント (0)