母の秘密のノートに綴られた甘く淫らな愛のレッスン。僕には美しい婚約者がいて… (ページ 5)

それから、アナルにお義母様の細い指がするりと入ってくる。

「痛くない?」

「あっ…だい…じょう…ぶ…あっ…あああああっ」

ゆっくりほぐされて、また達してしまう。

「じゃあ、もう少しがんばってみましょうね」

お義母さまは、ローターを手に取り、ローションをなじませる。

途中までは難なく入るものの、真ん中のあたりがきつい。

ローターが全部飲み込まれてしまうと、スイッチを入れられる。

「ああっ…いやあっ…あああああっ…」

いっぱいいっぱいに拡げられて、わけがわからないくらいの快楽に頭がグラグラし、全身が粟立つ。

「ね、すごくいいでしょ」

「ああっ…すごい…あああああっ…」

もう、ずっと絶頂が続いて、会話すらできない。

バイブとローターの両方が抜かれ、ローションまみれのバイブがアナルにあてられる。

ローターより大きくて、入口のところが、少し痛い。

バイブはみちみちと埋まっていき、お義母さまが円を描くようにゆっくりと動かす。

「ああっ…お義母さま…」

きつくて苦しいのに、じわじわと快楽が身体全体に広がってくる。

「あっ…だめっ…あああああっ…」

今まで経験したことのない大きな波にさらわれ、その後少しの間、意識を失ってしまった。

*****

その後、父の浮気のことも、アナルセックスについても、ノートには書かれていなかった。

両親の現在の様子からすると、問題は解決したのだろう。

手記はその後も続く。

祖父が9年前に他界したときのことが書かれていた。

女性の愛の深さと切なさに、僕は言葉を失なう。

*****

×月×日

お義父さまの49日が終わった。

お義母さまは、まだ悲しみに沈んでいる。

私は、どうにかお義母さまを慰めてあげたくて、離れにお邪魔していいかどうか、聞いてみた。

*****

私はお義母さまを裸にして、全身に口づけをする。

もともと華奢だった身体は更に痩せて、痛々しい。

されるがままだったお義母さまの頬に少し赤みがさしてくる。

お義母さまが私にするように、クリトリスを舌先で舐めると、お義母さまは吐息を漏らす。

潤滑剤を垂らしてから、指をそっと出し入れすると、吐息は切ない声に変わる。

「バイブを使ってもいいでしょうか?」

と聞くと、お義母さまは、弱々しく首を横に振る。

「長いこと、こういうことをしていないから…」

確かに、指一本でもきつい感じがするので、そのまま指で擦り続ける。

「環さん、やっぱりそれを挿れて。あの人のところに行ったら、また抱いてほしいから。そのときに私がこんなじゃ、怒られちゃう」

私は、バイブを引き出しから取り出し、ゆっくりと挿入する。

「ああ…環さん…」

私の名前は、お義父さまのものに変わり、お義母さまは身体を震わせる。

お義父さまの名を呼び続けながら、お義母さまは切なげに眉根を寄せて絶頂に達し、涙を流す。

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