二十七歳処女の私は、初体験で丹念な愛撫でイかされてしまいました (ページ 4)

「痛い?」

「ちょっと、だけ」

本当はかなり痛い。

だけどここでやめてしまうのは、もっと嫌だ。

今日はそういう覚悟でここに来ているんだ。

すると圭くんは再び秘所に顔を埋めて、蜜孔の周りをたっぷりの唾液で濡らすように舐め始めた。

人の粘膜で刺激されると、幾分痛みが和らぎ楽になった気もする。

再び始まった口淫は、もうぷっくりと腫れてしまった陰核を捉えた。

優しくざらついた舌で愛撫されると、奥の方から愛液が溢れてくるのがわかる。

忘れかけていた快楽がまた体を支配し始める。

ずるりと蜜壺から指を抜かれると、栓を無くしたそこはぱくぱくと寂しそうにひくついている。

ベッドボードから何かを取り出したのを感じて、思わず目を瞑る。

私を大事にしてくれてのことだけど、こうした舞台裏は覗いてはいけない気がした。

「背中爪立ててもいいからね」

そう言って圭くんは、私の腕を首に回させた。

脚を大きく開かれて蜜孔に陰茎があてがわれているのがわかる。

少しずつ熱杭で蜜穴が埋められていく。初めての感覚で戸惑いながらもやっと繋がっているのだと思うと胸の奥の方が苦しくなる。

本当に少しずつ腰を進められて、一度「大丈夫?」と問うと、「瑞希ちゃんが辛くない方がいい」とあっさりと告げられてしまった。

ゆっくりと埋まっていった熱杭が、全部埋まったときにはお互いに汗をびっちりかいてしまっていた。

私を組み敷いた圭くんから、ぽたりと汗が私の胸に落ちた。

最初こそ破瓜の痛みがあったものの、お互いが馴染んで少しの焦れったさすら感じる。

「圭くん、だいすき」

心の中から漏れたような気持ちをそのまま言葉にする。

「俺も。愛してるよ…もう瑞希ちゃんが可愛すぎて我慢できない、ちょっと動いていい?」

「うん」

ゆっくりと腰を引くと、その摩擦が快楽を生み出した。

「あ、ふ…ん」

「気持ちいい?」

「う、わかんな、ぃ。でも痛くない」

「よかった」

引かれて半分ぐらい出ていってしまった熱杭は、ぱちゅんと音を立てて打ち込まれる。

「はん…ッ!」

奥をコツンとノックされてあられもない声が出てしまった。

今まで味わったことのない感覚に戸惑いながらも、ゆっくりとした律動が繰り返されるたびに声が漏れ水音が響く。

「ふ、あ、はん」

「ごめん、ずっと我慢してたからイきそう」

抽送はやむことはなくて、最後に少しだけ激しく揺さぶられたと思うと圭くんは密かに眉根を歪めてから、私をぎゅっと抱きしめた。

そして「あ!」と声を上げて、何かを思い出したように体を起こした。

「あ、ごめんね。抜くから」

少しあわててずるりと陰茎が抜かれると、その摩擦でほんの少し感じてしまい顔が熱くなった。

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