二十七歳処女の私は、初体験で丹念な愛撫でイかされてしまいました (ページ 2)
どんな反応をされてしまうんだろう。
俯いたままだから圭くんがどんな顔をしているかわからない。
すると、ぽんと頭に優しい掌が乗った。
「言ってくれてありがとう。なるだけ優しくするから」
「圭くん…」
二十二歳のときに、勇気を出して処女だと告白をしたら「めんどくさい」と言って振られてしまった。
けっこうトラウマでそれから五年。やっと恋をしたのが圭くんだった。
そんな優しさが嬉しくて自然とぽろぽろと涙が溢れてしまう。
「え、ごめん。怖かった?」
「違う。嬉しかったの。もう二十七なのに処女なんて恥ずかしいし、めんどくさいでしょ?」
「そんなわけないじゃん! 瑞希ちゃんの初めてなんて、すっごく光栄です」
ふざけて右手の甲にちゅっと音を立ててキスをくれるんだから、なんだかおかしくて笑ってしまった。
「よかった。笑ってくれて」
お互いの額を合わせて笑い合う。今までで一番距離が近づいたような気がした。
*****
まだ誰にも触れられたことのなかった胸の飾りを口に含まれて舌で転がされる。
もう片方は、その存在を確かめるように優しく爪で引っかかれると、体が無意識に跳ねてしまう。
「ふ、はぁ、あ、ん」
どこかに触れられるたびに声が漏れてしまい、それは自分のものではないみたいで必死に抑えるもあまり意味がないみたいだった。
「瑞希ちゃん、声聞かせて?」
「…へん、じゃない?」
「ううん、嬉しいよ」
すると圭くんは、にっこりとほほ笑んでから私の胸の飾りをまるで弄ぶみたいに弾いた。
「ぁんッ!」
「すっごい可愛いよ」
耳元で囁かれて、恥ずかしさと羞恥で顔に熱が集まってくる。
いよいよ圭くんの手が私のショーツにかかった。
本当に誰にも見られたことのない秘部を大好きな人に晒すのは勇気がいる。
「腰浮かせて?」
「うん」
ゆっくりとショーツは取り払われて、床に落ちた。
脚をぴったりと閉じていると、膝小僧に圭くんの手がかかる。
「恥ずかしいかもしれないけど、慣らさないと痛いから。ゆっくりするから、痛かったら言ってね」
まるで大丈夫だと言われるみたいに、もう一度キスをされると、圭くんは躊躇いなく誰も触れたことのない秘部に顔を埋めた。
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