目隠しされ、縄師に緊縛されローターで責められ失神するまでイカされちゃう私 (ページ 2)
私の隣にひとりの男が座り、バーテンダーと話し始めた。
今日はなんとかちゃんが来ないから、緊縛はやらない、みたいな内容だった。
「莉子は、Sじゃないか? 強い女ばっかり書くから」
「そんなことないよ。Mだと思う。気が強い女の子ほど実はMって、よくある話だよ。男を振り回すのは、振り回されない男を探しているから。ところで、祐樹ってすごい正統派って感じなんだけど、変わった性癖ないの?」
私がそう言うと、祐樹は照れたように、
「…NTR…かな。でも俺に言わせれば、ほとんどの男は寝取らせ願望を持ってると思う」
「そうなんだ」
「あくまで願望だけどね。でも彼女のエロいとこ、見せびらかしたがる奴ってけっこういるだろ、つきつめてくと究極は寝取らせになる。まあそこまでする奴はあんまりいないと思うけど」
「うーん、そんなものかな」
「ねえ、莉子ちゃん?」
不意に、隣に座っていた男が話しかけてきた。
「突然ごめんね。話聞こえちゃってたんだけど、莉子ちゃんは、縛られてみたいと思わない? 痛くないし、服も着たままでいいし、嫌だと思ったら途中でやめてもいいから」
断ろうと思って、祐樹のお伺いを立てるように祐樹の顔を見た。
今日は雰囲気を楽しみに来ただけと、入店の際にも伝えてある。
「莉子、せっかく来たんだし、縛られてみなよ」
え? そう来たか。
「彼氏さんも見てみたいよね。彼氏さんにはずっと莉子ちゃんと一緒にいてもらうから、安心してもらって大丈夫、だから、ね?」
好奇心に抗えず、祐樹にも背中を押され、縄師の男の提案に乗った。
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