久しぶりのエッチと思って期待してたのに、先に寝てしまった夫。仕方なく諦めた私だけど、実は夫は寝ていなくて…!?
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久しぶりのエッチと思って期待してたのに、先に寝てしまった夫。仕方なく諦めた私だけど、実は夫は寝ていなくて…!? (ページ 1)
今日は夫の光輝が出張から帰ってくる日。
私はワクワクしながら彼の帰りを待った。
新婚なのに急に出張になって、一ヶ月以上も会えなかったから、久しぶりに会えるのが本当に嬉しい。
「まだかな、まだかな~」
ガチャ。
扉が開く音が聞こえて、私は思わず駆け出した。
「光輝!お帰り!」
「優寿…!?」
光輝は私の姿を見て固まっていた。
「その格好…裸エプロン?」
「そう!えへへ、光輝が一度やってみてほしいって言ってたじゃない。だから挑戦しちゃった。ご飯にする?お風呂にする?それとも…」
「ご飯」
光輝は短くそう返して、さっさとダイニングに向かってしまった。
「あ…うん」
思っていた反応と違う。
光輝なら喜んでくれると思ったのに。
こんな恥ずかしい格好をして待っていた自分がばかみたい。
「きっとすごく疲れてるんだよね…。出張、大変だっただろうし」
さっさと服を着てから、用意していたご飯を温めた。
「やっぱり優寿の料理は最高!」
光輝は嬉しそうにたくさん食べてくれた。
よかった、いつもの光輝だ。
その後は穏やかに時間が過ぎていった。
出張先での話を聞いたり、光輝がいない間のことを話したり…。
食事を終え、交代でシャワーに入り、ドキドキしながらベッドに横になった。
とうとう待ち望んだこの時が…!
「…ねえ光輝、私、すごく寂しかったの」
光輝がいない間、広いベッドに一人ぼっち。
彼とのエッチを何度も思い出しては、堪らない気持ちになった。
「光輝…」
彼の背中に抱きついた。
でも、彼からは何の反応もない。
「光輝…?」
おかしいなと思って、顔を覗きこんだ。
そしたら、彼は…。
「え…」
ぐっすり寝ていた。
それはそれは気持ちよさそうな顔で。
「え…嘘…久しぶりなのに、そんな…!」
久しぶりにエッチできると思ってたのに、こんなのって…!
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