ゆる～い拘束プレイは背徳的な気持ち煽り、絶頂してもなお官能の炎は消えず…… (ページ 3)

「ねえ、一寿。拘束プレイに興味ある？」

「は？また変なことを……だが、そうだな……拘束されて身動きできない真知を喘がせるってのもなかなか……」

「何言ってるのよ、あんたが拘束されるのよ」

「何だって？」

この後、どちらが拘束されるか揉めに揉めて、結局じゃんけんで決めることになった。

真知は負けた。

そして彼女は今、両手をスカーフで軽く一つに縛られてベッドの背に緩く括り付けられている。

勢いで目隠しもしてみた。

「眠るなよ」

「危ないところだったわ」

この時はまだ二人して軽口を叩き合っていたが、少しするとどちらもそんな余裕はなくなっていた。

視覚が効かないせいか、真知はいつもよりも敏感に反応を示した。

首筋や胸元を這う一寿の唇に、ビクン、ビクンと身体を震わせる。

耳たぶを強く吸われて、軽く息を飲んだ。

「随分と感じてるようだな」

「いつもと違うわ……」

答えた唇を指でなぞられただけで、真知の背筋に甘い官能の波が揺れる。

舌先に触れてきたその指に吸い付き、唾液を乗せた舌で絡め取る。

もっと触れてほしい、と真知の身体が火照り始めた。

その時、胸を鷲掴みにされ、頂に吸い付かれた。

「……っ、んぅ」

口内にあった指も引き抜かれ、もう片方の胸を揉む。

吸われて舐められた胸の先端から、甘いしびれが真知の全身を駆け巡った。

「はぁ、ん……何これ……いやぁ……」

身をくねらせると、彼女をもっと追い詰めようとするように、ツンと立った先端を執拗に責めてきた。

ビクビクッ、と身体が震える。

「は、あぁッ」

真知の背が反り、一寿に胸を突き出すような姿勢になった。

いい反応をする真知に気をよくしたのか、一寿の膝が彼女の秘部を軽く押すように当てられた。

真知の腰が揺れ出す。

まるで一寿の膝を使って自慰をするような動きだ。

一寿が喉の奥で笑う。

官能の炎に支配された真知は、もう自分を止められなくなってしまった。

ただこの行為は、一寿が欲しいという気持ちの表れだった。

ベッドの背と繋がれたスカーフが引っ張られて、ギシギシと音を立てる。

「ねえ、お願い、もう……っ」

「いや、このままイケよ」

「そんな、んぅんッ」

一寿に胸の先端を弄ばれながら、真知は彼の膝に秘部を押し付けて絶頂を迎えた。

「んんんッ、あ、あぅッ」

真知は、まだ物足りなさそうに腰をくねらせている。

グチュ、と溢れ出た愛液が一寿の膝を濡らした。

「イッたな……」

楽し気に呟いた一寿に、真知の膝が掴まれて左右に大きく割られる。

視界を塞がれているせいかはわからないが、待っていたものを得られるという期待感がいつも以上に膨らみ、それだけで真知は秘部からさらに愛液が溢れたような気がした。

ニチャ、と開かれた秘部の入り口に逞しい肉棒の先が当てられる。

それだけで真知は官能でゾクゾクした。