上司兼恋人と久しぶりの逢瀬を楽しんでいたら人がやってきたけれど、止まらなくて (ページ 2)

「裕美が感じている音が聞こえるな」

「あ、そんな、恥ずかしい」

からかうような雅人の言葉に恥辱を覚え、それがまた私の快感を高める。

けれど、あともう少しでイキそうだというその時、足音が聞こえてきた。

私と雅人は動くのを止め、足音に耳を傾ける。

「でねー、課長ったらその時なんて言ったと思う?」

「どうせまた自分の若い頃の話でしょう。あの課長はいっつも同じ話しかしないから」

二人の女性社員が私達がいる部屋の前でおしゃべりを始めた。

少しでも動けばバレてしまいそうで、私は胸をドキドキさせながら彼女たちが去るのを待った。

けれど、その状況で秘部に熱いものが押し当てられるのに気づく。

「え、待って」

止めようとするよりも早く、雅人の陰茎が私の中に入ってきた。

「あっ……!」

膣に入れられた瞬間、甘い痺れが体を貫く。

幸い、向こうの二人には気づかれなかったようだが時間の問題だろう。

「雅人、だめ……だめだって……」

私はなんとか雅人を止めようとするが、雅人は何も言わずに腰を揺らし始める。

「ん、ん……んんっ……」

すぐそこに人がいるのに性行為をしている背徳感。

気づけば私も雅人の動きに合わせて腰を動かしていた。

「あ、ヤバ。もうこんな時間だ」

「そうだね、戻らなきゃ」

二人の女性社員の足音が遠ざかっていく。

そして完全に聞こえなくなった頃、雅人はそれまで耐えていたものを解放するかのように動きを激しくした。

「あ、ああ!雅人、雅人!!」

私も声を我慢することなく思い切り喘ぐ。

「くっ!出すぞ!」

「うん、来て!早く!!」

雅人の陰茎がギリギリまで引き抜かれて、思い切り打ち付けられた瞬間、私の頭は真っ白になってイッた。

温かいものが膣内に広がるのを感じる。

呼吸を整えていると、雅人がまた動き出した。

「あ、雅人……」

「裕美、もう一回」

「……しょうがないわね」

結局、私達は時間ギリギリになるまで楽しんだ。

-FIN-

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