バイト先の喫茶店で、片思い中の店長に思いのたけをぶつけたら燃え上ってしまった。 (ページ 2)
「な、泣かないでくれないか」
「申し訳ありません。クビにしないでください」
「こんなことでクビにしないよ」
「こんなこと。店長にとってはこんなことですか」
「あー、こら、もう。大人をからかわないでくれ」
「私も一応は成人した女性です」
「それでも君は学生だろう。こんなおじさんを誘惑するんじゃない」
「店長が独身で現在付き合っている人がいないことは常連さんから聞きました。ついでに31歳はおじさんじゃありません」
「あの人たちは・・・」
「店長、ごめんなさい」
キスをした。ただ唇を合わせるだけの行為がとんでもなく恥ずかしい。酔ってはいない。ただ、普段できないことをお酒の勢いでしている自覚はある。かつてないほど店長の顔が近くて顔から火が出そう。
「どうして・・・そこで恥じるんだい」
いつも穏やかに物静かに笑う人だった店長の目が、据わった。
ぐっと、店長の顔が真ん前に近づく。唇が暖かい。目を閉じられなくて近さにびっくりして逃げようとしたら後頭部を押さえつけられた。声を出そうと口を開ければ狙ったかのように生暖かい舌が入り込んで、口の中を暴れまわる。あつい。
「ふ・・・ぁ」
上あごをなぞり、歯列をなぞる店長の舌。逃げようとした私の舌をも捕まえて、絡めた。ぴくり、と私が反応したポイントを見つけると、らんらんとした店長の瞳がさらに鋭くなり、重点的に責められる。唾液も飲み込めず、顎を伝う。ぴちゃぴちゃと自分の口の中からいやらしい水音がして、気が付けば床に座り込んでいた。
「落ち着いたら、帰るよ」
少しだけ顔を赤くした店長。乱れた私の髪を簡単に直して、立ち去ろうとする。この状況で、私がただ酔った勢いで店長に迫っていると思っている。かっと怒りがこみあげて来て、目の前にある店長のズボンに手にかけた。
「千歳さん!?」
店長の背中にあったカウンターテーブルが逃げるのを邪魔してくれた。その間にチャックを下ろして、ベルトを外す。
「離れなさい、千歳さん」
「いやです」
下着の上からふくらみを口の中に入れる。見上げると眉を寄せて何かに耐えている店長の顔を見てしまった。今度は下着から取り出して直接口に含めば、息をのむ音がする。まずは限界まで口に受け入れて、舌で舐め回して反応するところを探す。店長が好きなところにあたれば、彼の足がびくりと震えた。先端のほうが好きらしい。さっきのキスで好きにされたお返しに、反応した場所を集中的に舌でなぞった。
「やめ・・・なさい」
「やめません」
大きく口を開けて、含んで、吸って、また先の方、店長が反応する部位を舌でこねくり回す。ほんのり硬かった陰茎が、さらにきんきんに芯を持つ。
「・・・っぐ」
じわじわと口の中に苦味が広がった。同時に私の下腹部もきゅんと熱く痺れる。
「いやなら殴り飛ばしてください。痴女に襲われたと」
「・・・できるわけ、ないでしょう」
立たされて、後ろから首筋に店長の顔がうまる。店長の腕が後ろから回っている。ぴったりと寄り添っているだけで刺激が強すぎるのに、荒い息遣いが耳元でした。
「襲って・・・しまいそうになる」
「襲ってください」
「・・・後悔しない?」
「私が望んだことです」
その一言がきっかけに、店長が乱暴な手つきで私のズボンが下ろす。
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