ずちゅ、ずちゅ、と確かめるように、次第にパン、パンと激しく良介のものが出入りし、いったばかりで敏感になっている私の秘所に波のように快感が押し寄せた。
良介の息使いが一際荒くなって、私を抱く手に力を込めると、
「亜弥、いくぞ」
という言葉とともに、私の奥に熱い感触があった。
「あ、私も…」
その良介の発射に興奮し、私はまた頭が真っ白になった。
はあはあと、二人の呼吸だけが響いている。
お互いを抱きしめ合いながら、そっとまた唇を重ねた。
「亜弥?」
「ん、なあに」
「…愛してる」
「私も」
泣きたかった。
そのくらい、幸福だった。
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