痴漢から助けてくれたおじさんにキュンとしてイタズラしてたら… (ページ 3)
「夏美ちゃん? どうしたの? 具合悪いの?」
片倉さんは、私から必死に離れようとしている。でも、後ろには人がいて動けない。
なにも答えない私に、片倉さんが冗談交じりで「そんなことされたら、おじさん勘違いしちゃうよ~」と言った。
「いいです。私、片倉さんに勘違いしてもらって大丈夫です」
「え?」
自分の太腿を動かして、片倉さんの股間を撫でた。同時に、足の間に伸ばされた片倉さんの太腿に、あそこをこすり付ける。
片倉さんがハッと息を飲み、全身を緊張させるのが分かった。
「なっ、夏美ちゃん……」
片倉さんが戸惑った声で私の名前を呼ぶ。
私は片倉さんに返事をしないまま、そっと片倉さんの股間に右手を伸ばした。
右隣は壁だったから、左肩にかけているバックで隠すと、私が今なにをしているかは、片倉さんにしか見えない。
チノパンの上から優しく撫でる。そこはちょっとだけ固くなっていた。
ジッパーに手をかけると、「夏美ちゃん!」と片倉さんの怒ったような声が聞こえた。
上を見ると、眉を下げた片倉さんが私を見ている。
私は着ているオフショルダーのサマーニットを少しだけ下げて、片倉さんの体にさらに胸を押し付けた。
今、片倉さんからは胸が見えているはずだ。
思ったとおり、片倉さんが驚いた顔で私を見て、それから喉をごくっと上下させた。
片倉さんのあまりに素直な反応に、私は楽しい気持ちになってきて、フフッと笑う。
ジッパーをおろして、そっと手を滑り込ませる。下着越しに触る片倉さんのものはとっても熱かった。
やわやわと揉んだり、形を確かめるように撫でたりしている内に、どんどん固くなってくる。
片倉さんが私の頭の上で、我慢するように息を詰めている。見上げると、頬を赤くして唇を噛む片倉さんと目が合った。
片倉さん可愛い……片倉さんの可愛い姿、もっと見たいな。
そんなことを思っていると、私の股間もジュンと熱くなってきた。
愛液がナカからトロトロと溢れ出してくるのが分かる。感じすぎてあそこが痛い。
私はあそこを片倉さんの太腿にぎゅっと押し付けた。
あぁ、このままじゃ片倉さんのチノパン汚しちゃう。
『次は……駅~……停まります……』
車内アナウンスで私はハッと我に返った。電車が駅に停まって、電車内の乗客が次々と降りてゆく。
その時、片倉さんは私を素早く引き剥がし、ジッパーを引き上げ私の腕を掴んで電車を降りた。
「か、片倉さん! どこに行くんですか?」
聞いても、片倉さんは私の腕を掴んだまま無言で先を歩いていく。
怒らせちゃったかな? どうしよう……。
着いた先は誰もこないような駅の外れの男子トイレ。その一番奥の個室に引っ張りこまれた。
鍵をかけられてすぐに、肩をガシっと掴まれた。
「どういうこと?」
片倉さんの目はギラギラ光っていて、少し怖い。
「ご、ごめんなさ――」
謝った瞬間、片倉さんが私にキスをしてきた。
分厚い舌が口の中に入りこんできて、私の舌に絡む。
「んっ、んんっ、ああっ」
「責任、とって貰うからね」
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