「たまらんわ」久々のデートで愛を確かめ合う甘々カップル (ページ 6)
「っ…たっちゃん!」
耐え切れなくなったらしく、萌は叫んだ。
そうして俺から離れようとするけど、俺はその手を掴んでぐいっと引き寄せた。
「…萌も感じてるん?」
俺は薄く笑いながら「これどうしてくれるん?」と更に聞いてみる。
萌はゆっくりと俺のジーパンのファスナーを下げはじめる。
その手は少し震えとった。
セックスの時、萌が自分から何かをするのが苦手なことを知ってる。
せやけど、見てるとなぜかいじめたなると言うか…。
でもその硬い表情見とったら、罪悪感が押し寄せてきた。
俺は萌の手の上に自分の手を重ねる。
「無理せんとき」
「で、でも…たっちゃんにも気持ち良くなってもらいたいし…」
「おおきに。その気持ちだけで十分やから。すまん、意地悪言うたな」
できるだけ優しく萌に話しかけ、頭を撫でる。
しばらく固まっていた萌やけど、何を思ったか突然顔をあげた。
「大丈夫!できるもん!」
え?
なんなん?この負けず嫌い。
案の定、ぎこちない手つきで舐め始める。
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