「たまらんわ」久々のデートで愛を確かめ合う甘々カップル (ページ 4)
美味い食事を堪能し、店を出た俺たちはフラフラと歩いていた。
そうして次第に口数が減っていく。
萌は俺に腕を絡めたまま、ゆっくりとした足取りで地面を見つめとった。
俺たちは一軒のラブホテルに入った。
…ガチャリ。
部屋のドアが音を立てて閉まるのを確認すると、前にいる萌を後ろから抱きしめる。
「やっと2人になれた」
「…たっちゃん」
「もうずっと限界やってん」
ドクドクドク…
ヤバイ
心臓の音、萌に伝わりそうやわ。
「萌、こっち向いて?」
ゆっくりと振り向いた萌に近づく。
…ちゅ。
もちろんそれだけで我慢できるはずがない。
「ん」
萌の唇を割って、その舌を犯す。
くちゅっ…くちゅっ…
「ハァッ…ハァッ…」
「んん」
自分のか萌のかもわからん。
2人の息づかいが交じり合うて、小さな動きにも敏感になる。
頭がおかしくなりそうや。
目の前にいるこの子をめちゃくちゃにしたい。
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