後輩の相談に乗ったら備え付けの手錠に繋がれて支配されるカラダとほどける心 (ページ 2)
そして今私は手錠をガチャガチャさせながら卓人を睨みつけている。
「卓人!これはずしなさい!」
私がいくら言っても卓人は聞く耳もたず
「やだよー。だってはずしたらえみ姉帰っちゃうでしょ?」
「当たり前だろ!」
卓人は私が怒ってる姿をふふっと笑いながら嬉しそうに眺める。
「ねぇ えみ姉?俺、彼女なんていないよ。」
「は?だって今度一緒に行くからって・・・」
「だからそれはうーそ。あ、でもラブホテル行ったことないていうのはホント。ネットで調べたらさぁこんなとこあるんだもんー。ホテルってすごいねー。」
手錠と突然の卓人の言葉に意味がわからず頭の整理ができない。
「は?じゃぁなんで今日・・・?」
「もぉ えみ姉はホント鈍いなぁ。」
卓人は静かに近づき私の耳元で囁いた。
「えみ姉を俺のものにしたいの。」
「?!!!!」
私はその言葉に今まで感じたことのない卓人の男性の部分を感じて、顔が赤くなるのが自分でもわかった。
「な?!…ふざけてないで早くとりなさい!」
「ふざけてなんかないよ。」
低い声で囁き私の耳にチュッチュッとキスをした。
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