夏祭りで下戸なくせにお酒を飲んじゃった彼にお社の裏で襲われちゃう (ページ 9)
類は眉根を少し寄せながら、強くパンパンっと素早く打ち付ける。
光は花火を視界に入れつつも、また下半身に熱がこもっていく。
(あぁ、ダメっ……またイッちゃぅ)
「類、私…イキそっ………」
「はは、俺もっ…!」
そうして二人はお互いに絶頂を迎えあい、類はブルっと震え光の肩にもたれるように倒れこむ。
光も体から力が抜け、肩で息をする。
「はぁ、はぁ…ん、類〜花火キレイだよぉ」
「お前………余裕だな。でも、確かにキレイだなっ」
ゴロンと廊下に二人して寝転がり、そのまま夜空に浮かぶ大きな花火を静観する。
「光………また来年も来ような?」
「…うん!でも、類はもぅお酒禁止っ!!」
「えぇー?いや、だってほらっ!酒でも飲まないと……お前のこと堂々と襲えないだろ?」
「…んもぉ、バカっ」
頰を膨らます光に、類はアハハ!っと笑う。
(でも…そんな所も含めて、大好きだけどねっ)
どちらからともなく手を握り合うと、二人は顔を寄せ合い何度もキスをするのであった。
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