夏祭りで下戸なくせにお酒を飲んじゃった彼にお社の裏で襲われちゃう (ページ 4)

光も飲み会で知ったのだが、類はかなりの下戸である。

先輩に『二十歳おめでとう〜!さぁ、飲め飲めっ!!』っとビールを飲まされた時も、ふた口くらいであっと言う間に酔ってしまった。

(しかも類って、酔うと…)

「何だよ、光?つか、怒った顔も可愛いなぁ〜」

そう言って光の顔をペタペタ触り、ついでにおデコにチュッとキスをする。

(超饒舌になって、しかもエロくなるんだよね〜)

光はため息をつくと、スッと立ち上がる。

「類、ここで待ってて…私、お水買ってくるから」

「えっ、なんで?光、喉乾いたの??あっ、じゃあこれ飲もうっ!」

類は笑顔で懐から缶酎ハイを高々と取り出し、プシュッと開けると少量口に含む。

そして光の腕を掴むと引き寄せて、口移しで口内に流し込んでくる。

(うっ、嘘…でしょ!?)

光は仕方なくそのままゴクンと飲む。

アルコールが喉を通過していくのが感じられ、少し熱くなる。

類はそのまま唇を離さず舌を激しく動かし、艶めかしいキスをしてくる。

「…ん、ふっ…はっ、ふぅっ…」

角度を変えてはピチャっと音をたてる。

そうして、何度かに分け甘い酎ハイを流し込まれる。

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