数年ぶりの再会を果たした夜、彼に貫かれた快感は私を狂わせ甘美な肉欲に溺れさせていった (ページ 2)

キスだけでは足りなくなり、智樹のシャツのボタンを外していく。

智樹もまた、聡子の服を脱がしていった。

お互いに脱がし合った衣類が転々と散らばり、ベッドへと続く。

やわらかいベッドに押し倒された聡子は、智樹へと手を伸ばして言った。

「終わったと思ったのに、私はあなたとの時間を過去のものにできなかった……ひとりは寂しかった」

悪かったという言葉の後、二人は再びキスを交わす。

乳房に触れられて、聡子は小さく息を飲んだ。

久しぶりの智樹の手の温かさが、涙が出そうなくらいに懐かしい。

聡子も智樹の胸に手のひらを当てると、とても速い鼓動が伝わってきた。

「緊張してる？」

「嬉しいんだ」

「私も」

触れていただけの智樹の手が、意志を持って聡子の胸を揉む。

背筋に官能が走り、聡子の口から甘い吐息がこぼれた。

軽く乳首を撫でられただけで、ビリッとするような快感を覚える。

思わず背を反らすと、チュッと乳首を吸われた。

「は、ん……んんっ」

強弱をつけて吸われたり舐められたり。

聡子の頭の中は次第に智樹からの愛撫を受ける悦びでいっぱいになっていく。

いやらしく腰がくねり始めていることも気づかなかった。

智樹の口から解放された乳首はすっかり赤くなっていた。

彼の唾液で濡れ光りピンと立った乳首は、聡子の欲情を煽るのに充分だった。

智樹にとっても、そうだったのだろう。

彼の目は、男の欲望に光っていたのだから。

「もう入れて……あなたが欲しいの……」

甘くねだると、智樹の手が下腹部に伸びていく。

聡子の秘部は充分すぎるくらいに潤っており、智樹の指をすんなり飲み込んだ。

「これは……」

「ん、あ、指じゃ、なくて……あ、アァッ」

「聡子が好きな場所だ、そうだろう？」

脚を開かされると、指はますます大胆に秘部をまさぐり始める。

愛液の音も聞こえてきた。

全身を快感に翻弄され、聡子の息が上がっていく。

敏感なところを散々刺激されて、聡子はあっという間に上りつめた。

艶のある叫びが部屋に響いた。