彼の手にはスマートフォンが握られ、私のあられもない姿を… (ページ 3)
「……脱いだよ」
「理沙先輩、手が邪魔で見えないです」
浅見の言葉に、理沙は胸を隠していた手をしぶしぶと下ろした。
「うわ~! 理沙先輩、すっごいエッチな下着!」
黒のシースルーのブラジャーを見て、浅見は興奮したように声を上げた。
「サービスするって言ったでしょ」
久しぶりの浅見との時間を、理沙も楽しみにしていたのだ。明日からの浅見の出張で、またしばらく会えなくなるだろうから、今日はめいっぱい楽しもうと思って、このシースルーの下着を着けた。
ご機嫌でスマートフォンを操作する浅見に、理沙は「もう、いいんじゃない?」と声をかけた。
「えぇ~? そんな始めたばっかなのに……あっ、この体勢だとせっかくのエッチな下着が全部見えないですね。理沙先輩、ちょっと自分で足を広げてみて下さい」
「え?」
「こうですよ、こう!」
「あっ! やだ、ちょっと!」
戸惑っている間に、浅見は理沙の足をM字に大きく開かせてしまった。ブラジャーと同じく、シースルーのショーツに包まれた陰部が露わになる。
「……すっごい。Tバックなんですね」
理沙の股間にスマートフォンを近づけながら、浅見はお尻の穴を隠す紐を指で弾いた。
「あっ……ん……」
「可愛い、理沙先輩」
浅見が下から理沙を見上げて笑う。
理沙は熱くなった顔を隠すように俯いた。浅見に喜んでもらうために自分で身に着けた下着だけれども、こんな恥ずかしい下着で、こんな恥ずかしい格好で、こんな恥ずかしい様子を浅見に見られながら動画を撮られている……。
羞恥心にくらくらと頭が重くなった。
「理沙せーんぱい、顔あげて?」
リズムをつけて名前を呼ばれ、顎に手をかけて顔を上げさせられた。浅見の指が理沙の唇に触れている。もっと触って、と思うのにすぐに離れてしまった。
「下向いてたら、先輩の可愛い顔が撮れないじゃないですか」
「……ねぇ、キスしたい」
「まだ駄目ですー。可愛い顔の先輩をいっぱい撮ってからです」
浅見はそう言って、理沙から離れた。また理沙の真正面に腰を降ろし、満足そうに頷いてから「じゃあいいですよ」と言った。
「……? いいって、何が?」
「僕に理沙先輩の可愛い姿をいっぱい見せてください! そうですねぇ、じゃあまずはブラの上からおっぱい弄ってください」
「えぇっ!? そんなこと……浅見君が、やってよ」
「僕は今、理沙先輩の可愛い姿を動画におさめるのに忙しいので無理です」
さっきは無理矢理足を開かせた癖に……と思わないでもなかったが、このままだと理沙が動かない限り終わりそうにも無い。
理沙は仕方なく浅見の言うことに従うことにした。
両手で乳房を包み込んで、浅見に見せつけるように寄せ上げ、揉む。浅見がいつも触るように揉んでいると、段々と理沙の気持ちも高揚してきた。
胸を揉むたびに、メッシュ生地に乳首が擦れてムズムズしてくる。堪らず、理沙はブラの上から円を描くように乳首を触った。
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