セクシーランジェリーを着ることになった彼女。初めて着る下着に興奮してしまう… (ページ 2)
「着たよ」
「服着てるけど」
「恥ずかしくて、あの格好じゃ無理だよ……」
「まあ、俺も着てるしね」
「は?」
「俺の、見る?」
まさか貴司もあの女性用のセクシーランジェリーを着ているの?
そんな想像で言葉を失っていたけれど、貴司が服を脱いでわかった。
男性用のセクシーランジェリーだった。
というか、男性用もあったのか!
そして購入していたのか!
そこに驚きだったけれど、貴司の姿にもびっくりだった。
貴司が着ていたのは、大事なところがメッシュのシースルーでスケスケだし、後ろはTバックみたいな構造だったのだ。
しかもすでに勃起してるし。
「何でたってるのよ」
「奈月の想像してたら興奮しちゃって……」
それはそれで嬉しいけれど。
「服着ててちょっとがっかりしたけど、目の前で脱いでみせるっていうのも興奮かも。今自分で脱いで思ったよ」
言われて気付いた。
服を着てきたってことは、目の前で脱ぐってことだ。
ストリップみたい。
それはそれで恥ずかしい。
「脱がせていい?」
貴司は興奮気味だ。
奈月は頷いた。
「うん……」
貴司の手で、奈月の服が脱がされていく。
静かな空気に、衣擦れの音がひどく大きく感じた。
上着はあっという間に脱がされてしまう。
思わず腕で隠した。
下はスカートをはいていて、ホックを外されてチャックを下ろされた。
「ねえ、立って一回転してほしいな」
「わ、わかった……」
言われた通り立ち上がると、スカートが床に落ちて奈月は下着姿になってしまった。
奈月は片手で胸を、もう片方の手でショーツの穴が空いている部分を隠して、一回転した。
「何で隠しちゃうんだよー」
「これ以上は無理だよ……」
奈月は恥ずかしさでしゃがみ込み、うつむいた。
「奈月は綺麗なんだし、2人きりなんだから、もっと大胆になっていいのに」
綺麗って言われるのは嬉しいけれど、これを着て堂々となんてできない。
「まっ、いっか」
いつの間にか距離を詰められ、抱きしめられた。
「恥ずかしそうに顔赤くして……」
顎を持ち上げられて、唇が重なった。
「う……んん……」
舌が入り、口腔内を這いまわる。
奈月の舌はすぐに絡めとられた。
「ふうん……、んんっ!」
乳房に刺激を感じて、奈月の体が震えた。
貴司が胸を揉みだしたのだ。
ときどき指が乳首に触れ、転がされる。
下着をつけているのに、こんなふうに触られるなんて。
ぴちゃっと音を立てて唇が離れ、奈月は酸素を吸い込んだ。
ソファーに横になると、貴司はパンツを下ろした。
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