どうしてこんなことに……酔いが回る中あられもない姿の私は… (ページ 2)
私がこのゲームを降りない理由は、夏樹がいるから。
入社した時から私は夏樹のことが好きで、この想いをずっと胸に秘めてきた。
もしかしたら何かの命令で夏樹との距離が近づくチャンスだ!とか考えちゃって、
こんなゲームに頼るなんてバカな考えだったけれど…
「春人さんばっかズルいっす!次の王様決めましょ!」
興奮気味に割り箸を握りしめて立ち上がる楓くん。
「そうだね。莉子ちゃんの胸、最高だったよ」
春人さんが退いてようやく解放された体。
慌てて乱れた服を直した。
「「王様だーれだ!」」
引いた私の割り箸は今回も色無しだ。
「やった!僕です!王様!」
赤く塗られた割り箸を嬉しそうに見せびらかす楓くん。
「じゃあ…莉子先パイ!フェラお願いします」
『フェ、フェラ!?』
「出来ますよね?命令ですし」
『でも…』
「ほら、早くして下さい」
戸惑いながらも足の間に膝立ちで入れば、ガチャガチャとベルトを外し既に大きくなった自分のモノを取り出して私に見せつけてくる。
震える指でそっと先端に触れると、それだけでビクビクと脈打つソレ。
覚悟を決めて口を開き、ゆっくりと咥えて上下に動かした。
「んッ…莉子先パイ…やばい…」
我慢出来なくなった楓くんはすぐに自ら腰を動かし快感を求める。
『んんんッ!苦…しっ…』
「あぁ、やばい!出ますよ、センパイ…っ」
口の中に流れ込んでくる楓くんの熱い欲。
独特の苦味に耐えきれなくなり洗面台に走り吐き出した。
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