ヤンデレ彼氏に鎖付きの首輪で監禁されて深い愛と独占欲に繋がれる (ページ 3)
「良かった」
カイは私に手料理を食べさせるのが好きだ。
「俺の作ったものがリコになるのって、すごくうれしい」
食べる私をうっとりと見るカイに、愛されてるなと思う自分もだいぶおかしい。
「ミルクティー、リコの好きなストロベリーフレーバーだよ」
口移しのアイスミルクティーは、私の好きな甘さ。
「ありがとう」
かしずかれているような錯覚に陥るほど、カイは私の世話を焼く。
でも、本当は、繋がれて、支配されていることを、私は分かっている。
「カイ…トイレに行きたいんだけど」
朝食が終わり、ぼんやりと二人でテレビを見ていたら、当然の生理現象が起きた。
「分かった」
立ち上がったカイを見て、鎖を外してくれるのだと安堵したのも束の間、私は驚きに固まってしまった。
「これにしなよ」
そう言って、カイが床に置いたのは透明のガラスの器。
「え…何、言ってるの?」
「言わなかった?この部屋から出さないって。トイレも例外じゃないよ」
淡々とした口調にぞくっと肌が粟立つ。
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