オフィスの一角で彼に頬を両手で包み込まれて…意味深な後輩に振り回される (ページ 4)
唇の間が数センチの所でピタリと止まると、小さな声で「口開けて?」と囁かれた。
言われるがままに少しだけ開けば、「もっと」と言われてさらに開くと、そのまま舌が侵入して中でいやらしく絡められた。
あたし、今、佐倉君とキスしてる。
そう思うと頭の中が真っ白で、一気に体の力が抜け始めた。
優しく動きまわる彼の舌で徐々に力が抜けてしまい、思わず彼の腕にしがみついた。
壁の向こう側には何人かの人がいて、足音や微かな話声まで聞こえてくる。
いつ誰が入ってきてもおかしくないのに、この状況で、あたしは興奮しているのも嘘ではなかった。
すると、彼の右手が服の上から胸の突起辺りを優しく撫でる。
あたしはキスしたまま声にならない声を上げた。
彼は顔色一つ変えずに「興奮する?」と囁いて、あたしの首筋に唇を這わせた。
舌先でツーっと舐めると同時に、器用にボタンを外して行く。
抵抗するも、力が入らなくてうまく逃げられず、あっという間に胸が露わになってしまっていた。
下着の隙間からするりと指先を忍ばせると、既に固くなった突起を撫でられて思った以上に体が反応してしまう。
「佐倉、くん…やめ、てぇ」
「フフ、すげぇ固いよ、ここ」
そういたずらに言うと、そのまま突起を固くした舌先で突ついたり唇で挟んだりするから、どうしても声が漏れそうになる。
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